05.宝塚歌劇団〜娘の未来を勝手に描いていたことに気づいた夜
2014年、『エリザベート』の明日海りおさんに心を奪われた私と娘。
以来、〈宝塚ファン〉の友人たちにチケットを譲っていただいては、ため息&感涙の時間を過ごしています。
今日は、朝美絢さんの『海辺のストルーエンセ』千秋楽を観ることができました。
あまりの美しさ&色っぽさに、双眼鏡から目が離せません。
“幸せホルモン”セロトニンがあふれでる公演中、私は突然、涙がポロポロとこぼれて胸が苦しくなりました。
あれ……?
そこで、気がついたんです。
娘がこの舞台に立てるかもしれない可能性がゼロになった、ということに。
娘は小学生のころ、
「宝塚に入りたい」
と言っていたのです。
通っているバレエ教室からタカラジェンヌが誕生したこともあって、
私ってば、そんな夢を見ていたんですね。
宝塚音楽学校を受験できるのは、中学3年生から高校3年生まで。
「受験準備のための学校があるみたいよ。行ってみる?」
「記念受験だけでもしてみたら?」
何度となく娘に声をかけてはきましたが、Yes と返事が返ってくることもないまま、高校を卒業。
そっか。
もう2度とチャンスはないんだ……
なーんて、私ってば、勝手に夢を見ていたんですね。
私には私の人生があるように、娘には娘の人生があるのに、ね。
そんなことに改めて気づいたひとときでした。
「エフィカシー式」認定コーチ
御影石 千夏
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