10. 49歳からの歯科矯正〜無言でアンカースクリューが埋めこまれる
今回は、〈アンカースクリュー〉をつけるために訪れた他院で、不信感を覚えたお話。
(播磨先生は矯正専門なので、抜歯や虫歯の治療などは他院を紹介されます)
まずは〈アンカースクリュー〉の説明から。
アンカースクリューとは?
歯茎の歯槽骨部に埋めこむ「骨ネジ」のこと。
写真のものは白くて「ネジ」感が薄いですが、私の口内にあるものは銀色で、鋭い丸釘が歯茎に刺さっているように見えます。
(ほほの内側にめりこんで痛い、泣)
アンカースクリューを固定源とすることで、目的の歯だけを動かすことができるそうです。
動かしたくない歯を動かさないようにするためには、昔はヘッドギアが必要だったとか。
「アンカースクリューの登場によって、的確に力をコントロールできるようになり、矯正期間が大幅に短縮されたんです」
これらはすべて、矯正をお願いしている播磨先生が丁寧に教えてくださいました。
「当たり前」の感覚が違うせい?
一方、Yクリニックでは……
レントゲン撮影後に席に戻ると、麻酔します、という一言もないまま注射をグサリ!
痛みの確認だけした後、上顎の左右に1本ずつ、〈アンカースクリュー〉ぐりぐりと埋めこまれました。
〔今、何をやっているの!?〕
なんの説明もないことに驚くあまり、私は声を出せませんでした。
さらには、施術後にこうつぶやかれたのです。
「歯を抜かずに矯正する? 難しいと思いますけど」
Yクリニックの先生にとっては「抜歯して矯正が当たり前」なのかもしれませんが、播磨先生の治療方針に対してネガティブな発言をするなんて……
セカンドオピニオンとして真摯に伝えてくださっている感じでもなかったので、
〔矯正をするのがここでなくて本当によかった〕
深いため息が出ました。
不信の元はコミュニケーション不全
帰宅後、止血のためのガーゼをとってみると、左右のアンカースクリューの角度がずいぶんと違っています。
〔これで大丈夫なのかしら?〕
医師とのコミュニケーションが不十分だと、不信感が募ってしまいますね^^;
自分の〈当たり前〉は他の人にとっては〈当たり前〉ではない、ということを痛感した1日でした。
・・『11.奥歯を金槌でたたかれた?(バンドセット)』に続きます・・
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誰だって
いつだって
なんでもできる!
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ドリームサポーターだらけの世界をつくろう
御影石 千夏
*いずれも個人的な感想です。
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