やりたいことが見つからない?〜本当は毎日やっているんです
40代・50代の方からよく耳にするのが、
「やりたいことが見つからない」
という言葉。
「何か新しいことをやってみようと思うんだけど、何をしたものかなー」
「自分が本当にやりたいことって何だろう?」
「やりたいことがわからないから、始められない」というわけです。
でもね、本当は誰だって、「やりたいこと」を毎日やっているはずなんです。
それって何だと思いますか?
人は価値を置いていることに時間を割いている
これは人間行動学の世界的権威、Dr. ジョン・F・ディマティーニから学んだことです。
たとえば、毎日YouTubeを何時間も見ている人は、自分が価値を置いている「何か」が YouTubeにあります。
もしもあなたがYouTubeを長い時間見ているとしたら、どんな動画を選んでいますか?
(ご自身が長い時間をかけている行動に置き換えてみてくださいね)
・チャンネル登録している動画
・オススメにあがってくる動画
いずれにしても、共通点はありませんか?
ジャンルが違っても「テーマが共通」ということもあります。
◉お笑い
・特定のピン芸人/コンビ/グループ
・お笑いなら何でも
◉音楽/ダンス/ミュージカル
・特定のアーティスト
・好きなジャンルなら何でも
・流行っているもの
◉料理
・料理家のレシピ紹介
・お店紹介
・自分で作る
・健康にいい
・大食い
◉Vlog
・特定の配信者の日常
・憧れの生活・場所
・自分ではできそうもない生活・場所)
◉赤ちゃん、幼児、子犬、子猫
・癒される
・笑える
・参考になる
◉共通のテーマ
・みんなで何かに取り組んでいる
・目標に向かって進んでいる
・ひとりで黙々作業している
・何かを極めようと努力している
などなど。
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「寝る前にちょっとだけ」のつもりが、あっという間に1時間が経っていることはありませんか?
隙間時間に楽しむオンライン・ゲームなども、トータルで使っている時間が想像以上に長かったりします。
自分は毎日、いったい何をどのくらいやっているのか?
1週間書き出してみると、自分が何に時間を割いているのかは明白です。
・「仕事」に最も時間を使っているつもりが、実際にやっているのは「ゲーム」
・「家事」に時間がかかっていると思っていたのに、実際はSNSを見たり書いたりしているほうが長い
なんてこともあるでしょう。
頭で考えると「本当はこうあるべき」といった理想が入りこんでしまいがちなので、事実を客観的に記録するのがオススメです。
具体的にはどんなことをしているの?
1週間の時間割(予定ではなく実績)をつけたら、次は、最も時間を使っている行動を3つ特定しましょう。
「仕事」や「家事」が一番長いとしたら、具体的にはどんな行動に最も時間がかかっていましたか?
◉仕事の場合
・会議、ミーティング
・メールを読む、返事をする
・資料をつくる
・お客様との商談、準備
「商談」といっても、リアル/オンラインで会う、電話で話す、メール・LI NEでやりとりする、お渡しする資料を準備するなど、いろんなやり方があります。
時間をかけている(かけるつもりはなくても実際にかかっている)行動は何でしょう?
◉家事の場合
・料理
・掃除
・片付け
・育児
「料理」といっても、食材選びから時間をかける方、おしゃべりをしながらの飲食を楽しむ方、段取り上手ではないために結果として時間がかかっている場合もあります。(←私は最後のケース)
「育児」にしても、さまざまな習い事に一緒に参加したり送迎したりする方もいれば、子どもの話を遮らずに聴いていると時間が経っていたり、寝る前の読み聞かせが絵本から児童書に変わって時間がかかる場合もあるかもしれません。
詳細を見ると、人によって違うものなんです。
それをすることで、何を得ているの?
具体的な行動がわかったら、
「それをすることで何を得ているのか?」
という質問に答えます。
たとえば、私の場合、音声を聞く時間が長いです。
通勤しながら、家事をしながら聴いているからです。
たとえば、「君ならできる!」「コテンラジオ」チャンネルなどは、繰り返し視聴しています。
何度も試聴することで、聞き流していたことに気づけたり、論点を深掘りできたりするのが面白いのです。
また、紹介されている関連図書を読むことで、点と点がつながって線になり、面になっていく……抽象度が上がるのを実感できるんです。
私が人生で最も大切に思っていること(最高の価値観)のひとつ、《選択肢と可能性を広げる》につながる行動だから、時間をとってしまうんですよね。
つまり、私にとって「本当にやりたいこと」は《選択肢と可能性を広げる》こと。
ひいては、《才能全開で自分を生きる》こと。
知識を知恵にできる抽象度を身につけて、自分を生きたいと願っている人をサポートしていきたいのです。
だから、上記チャンネルに限らず、関連番組を試聴したり、本を読んだり、自身で考えたり、コーチ仲間と勉強会をしたり……を繰り返しています。
「本当はやりたいこと」とラベルを貼らなくても、勝手に日常生活に入りこんでいるんですよね。
やりたいことをやっている
他にも、料理が苦手だと思っていたころの私は、お弁当づくりに時間をかけていたことがあります。
正直、段取りも悪かったです。
でも、実は楽しかったんですよね。
誰にも強要されていないのに、毎日つくり続けていたんですから。
私にとっては、お弁当づくりを通じて、《選択肢と可能性を広げる》ことを感じていたのです。
さて、あなたはどんなことを毎日していますか?
それをすることで何を得ているのでしょう?
何があなたをそうさせていますか?
「本当にやりたいこと」が明確になる質問を他にもご用意しています。
もしよかったら、無料メール講座をお試しくださいね。
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