「なんでママはそんなに化粧せーへんの?」化粧をしていても言われる理由
私と違っておしゃれに高い価値を感じている娘は、自撮りが得意です。
化粧水をつけたり、髪をセットしたり、表情をチェックしたり……
鏡を見ることに私の何倍もの時間を費やしています。
そんな娘が中学2年生のころ、私に訊きました。
「なんでママはそんなに化粧せーへんの?」
「ホンマ、それ!」
横にいた息子にまでつっこまれました。(当時高校1年生)
私、アイメイクはそれなりにしているつもりなのですが^^;
子どもたちには「化粧をしている」とは認定されていなかったのです。
価値観の違いが出ているだけ
私「メイクに対する価値観が低いからね~」
娘「なんでなん!?」
私「他に大切なことがいっぱいあるから」
娘「化粧も大事やろ!」
私にとっては娘はメイクをしなくても十分にかわいいのです。
でも、娘にとっては『もっとかわいくなること』に高い価値をおいているから、「化粧は大事」なこと。
『もっとかわいくなる』努力をしていない母親に対して、
「どうしてもっと努力をしようとしないのか?」
と思うのでしょうね。
娘にとっては大事なメイク。
私にとってはそれほどメイクは大事ではない。
ただ、それだけの違い。
価値を置いているから上手くなる
あれから4年。
メイクの腕が上がった娘から
「なんでママはそんなに下手なん?」
と言われるようになりました、笑。
高い価値を置くものには、自然と時間とエネルギーを費やすので、上手なものがますます上手になるんですよね。
ちょっとだけ、のつもりが、何十分も鏡に向かってメイクをしているのも、娘らしくって。
「自然光じゃなきゃ」
という娘は、私がリビングで本を読んでいる横で、メイクに励んでいます。
一方の私は、メイクに対する優先順位は変わらないので、相変わらずメイク道具は最低限、洗面所でささっと済ませる程度。
眉を描き忘れて出かけることもあるほどです、笑。
当然、メイクのスキルは上達していません。
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