評価軸が違うことを楽しむ
月に2回、東京に通って学んでいたころのこと。
荷物が重くて、関西に戻ってきてからお土産を買ったことがありました。
「関西限定 カルビー じゃがりこ たこ焼き味 ソースマヨ風味 8袋入」
家族それぞれの評価は……
息子の評価軸
「無駄!こんなんせんかったら、12こ入るのに」
(こんなデザインにしなかったら、12袋を入れられるのに)
⇒効率重視の彼は、デザイン重視であることが気にいらないようです。
「普通のじゃがりこのほうが美味しい。もう味が完成されているから」とも。
⇒こちらも合理的な意見です。
娘の評価軸
「だっさ!」
⇒デザイン重視の彼女からすると、不合格でした。
夫の評価軸
「おもろいやん」
(面白いな)
⇒作り手の意図を評価しているようです。
私も同じ感想でした(笑)
「家族みんなが好きなもの」でないお土産は、評価が分かれますね。
それが面白さでもありますが。
何を大切と思うかは人それぞれ
今回テーマにした評価軸、実は〈価値観〉にもつながっていたりします。
ここでいう〈価値観〉とは、何を大切に思うかという判断軸のことで、人によって異なります。
「人としてこうあるべき」という道徳観や倫理観、社会的規範とは違い、「何がどうあれば幸せを感じるのか?」「何がどうあるこに価値を感じるのか?」という、〈人生で最も大切に思い、価値を置いているもの〉を価値観と呼んでいます。
私自身は、〈人生で最も大切なこと〉を言語化できたことで、評価軸・判断軸が1つになり、迷いがなくなりました。
そして、家族が自分とは違う判断をしたときにも、
「あなたはそう思うのね」
と、そのまんまを受け取ることができるようになりました。
大好きな家族と意見が違うことに、
・イライラしない
・ドギマギしない
・ハラハラしない
・悲しくもならない
そんな日々は、とても暮らしやすいです。
もしもあなたが、家族との関係性にモヤモヤすることがあったなら、ご自身の〈人生で最も大切なこと〉を言語化することをオススメします。
「そうそう!私はこれが大事だったんだ!」
自分にとっての「これ」が具体的にわかると、家族それぞれが大切にしていることも、大切に思えるようになります。
「変わらなくちゃ!」
と自分を変えようとしなくても、自然と心地よい関係性に変わってくる。
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