食べたいものを食べたいときに〜自分に素直になる喜び
揚げものをするが苦手でした。
自分では決してつくらなかったんです。
唐揚げは好きだけれど、揚げ具合がよくわからないし、油が跳ねて火傷をするし、後片づけが大変だし……
やりたいとは思えませんでした。
最高だった母の唐揚げ
そんな我が家で、唐揚げを食べられるのは、実家の母が来てくれる日でした。
STAY HOME が叫ばれる以前は、週1回、夕食をつくりに来てくれていたのです。
「何、食べたい?」
と訊く母に
「唐揚げ!」
と即答する子どもたち。
毎週のように唐揚げをリクエストしても、揚げもの好きの母は、
「お父さんは食べてくれへんから、嬉しいわー」
ご機嫌でいっぱいつくってくれたものです。
それが、ぱったりとなくなって……
「唐揚げ、食べたいな」
と思うようになった私でした。
上達するのが楽しい
最初は、よつ葉の「揚げるだけ」の鶏肉を買ってみました。
→ 鶏肉が大きくて揚げるのが難しい。1袋では足りない……
母がオススメの「唐揚げの素」を買ってみました。
→ 私が揚げると、なんか、違う^^;
塩麹で下味をつけてみました。
→ 美味しくなったけど、カラッと揚がらない
片栗粉を足してみました。
→ちょっと近づいたかも!
唐揚げ粉を変えてみました。
→お!美味しいかも!
試行錯誤を重ねるうちに、楽しくなってきました。
変われば変わる
先日ふと見かけたレシピで、かき揚げをつくる自分に驚きました。
コーン缶だけでは物足りず、玉ねぎもかき揚げに。
あら、結構、簡単!
美味しい!
スーパーでエビを見かけて
「唐揚げにしよう」
と買ってきたり、
「今日は(鶏の)唐揚げが食べたい」
と遅い時間から支度を始めたり……
以前の私からは考えられない展開になっているのは、
\食べたいものを食べたいときに/
自分により素直になってきたからだと思います。
毎朝のお弁当づくりを卒業して余裕ができたのも、大きいですね。
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