Heaven Burns Red勝手に考察②
ども、今日もお疲れ様、雷兎です。
本日もまた考察の続きを書いていきます。
ネタバレになる部分もあるかもしれません。そういうのがダメな方はブラウザバックお願いしますね!
前回のまとめ
さて、前回のを直接読んでいただきたいと思いますが、簡単にまとめます。
基本的に「人類は滅びゆく世界」である
猫(ヴァルヲ)がカギを握っている
月歌が最後の「人類」である
キャンサーを軍部を利用している
セラフの力はキャンサーと同じ
セラフ使いの肉体が滅ぶとナーヴィとなる
と、言うのがベースとなる考察であります。
で、今日の考察は、ヘブバンの曲/歌から考察を深めていきたいと思います。
考察
After You Sleep
いきなり、この曲か?普通は「Before I Rise」とかやろって言われるかもしれませんが、この曲好きなんです。
それに、これ、[Before I rise]と対になる曲なんです。
Before(前に) ←→ After(後に)
I(私) ←→ You(あなた)
Rise(起きる) ←→ Sleep(眠る)
この曲が流れてるシーン、覚えてますか?
麦畑を月歌が一人歩いていくところです。曲の雰囲気的にはアニメEDっぽいですよね。
「After」だから「後」じゃないの?って思うかもしれません。しかし、僕の考えでは
Heaven burns red after you sleep.
Heaven burns red before I rise.
となります。起点を「Heaven」としてみると、You Sleepが先に起きたことなんです。ここでは「寝る」と言うよりは「永眠」の意味です。
僕の考察上、前提である人類滅亡は確定事項で、(それがキャンサーの引き起こしたかどうか分かりませんが)人類がどんどん死にゆき、そして世界が破滅していく。そして、世界が破滅する際、主人公である月歌が覚醒するって感じだと思います。
あ、脱線しましたw
そう、月歌が一人麦畑を歩いていくシーン、僕にはデジャブでした。ラッセル・クロウ主演のグラディエーターの一シーンに似てます。ここは少し記憶があやふやですが、あのシーンは確か主人公がぼっとしている時の妄想シーン(言い方w)なんです。最期はその麦畑の向こうで死んでいった家族との出会いがあります。そういうイメージがあったので、僕には最後、月歌も死に死んでいった隊員たちと出会えるんじゃないかって。
先ず、水面に映る自分の首は絞められません。そんなこと分かっている。でも水面に映る「誰か」に触れたいんだと言う事でしょう。自身の顔が歪んでいるのは、きっと負の感情の自分の表情だったのでしょう。だからそんな醜い自分を抑えたいってことだと思う。こんな文字数の中にそんな意味を含めていたのなら、相当ですよ、はい。
この時の月歌には帰る場所がなかったのでしょう。どこに居ても、風や波の音で、衝動的になり、昔の記憶を思い出してしまう。
「生きていく」意味と理由、失って、またその答えを探す日々。孤独感に苛まれてるけど、君と言う存在を頼りに「生きている」
ここの部分の解釈は各個人に任せるけど、月歌の覚悟であろう。
さて、ここで、対になるBefore I riseの歌詞を出すが
「首にキス」と言う行為は「もっと親密になりたい」心理で
「匂いを嗅ぐ」は色々あるが「安心感を得たい」心理である。
その匂いも忘れてしまう日が近い事を月歌は察している。
愛しい人達がいた。けれどもう仲良くなる事は難しい。そして、どんどんそんな面影さえ薄くなってしまう。
そういうの全て、受け入れて月歌は戦う事を決めたんだって。
曲の雰囲気とまるで真逆の解釈だろってなりますが、局所的ではなく、統轄的に考えると、こういう結論、いや、個人的な考察がこうなってしまうのです。
って、もうこんな時間か。
たった一曲でも、かなり考える事が多い。
脚本も作詞も麻枝さん一人でやっているからこそ、多くの情報がちりばめられている思いまるまるw
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