厄年,侮れない
2023年の残り日数をカウントダウンしています。
いままでは年末が近づいてくると、なんだかやり残しているきがしてそわそわしたり、このまま終わるのがもったいないような気持ちになっていたけど、今年は違う。
一刻も早く終わってほしい。
そして来年を迎えるのが楽しみ。
その大きな理由のひとつが厄年。
女の30代はほとんど厄年ということを知っていますか?
数えで33と37の歳が本厄。
とすると、前厄・本厄・後厄を入れたら…
30・34・38・39しか厄年でない年齢がない。。
ということで、今年まさに厄年だった私。
あまり意識していなかったけど、良くない出来事が立て続けにあり、厄を意識せざるを得なくなりました。
今年の締めくくりに、厄について綴ることで供養し、断ち切りたいと思います…。
“厄”として思い当たった主なもの7つ。
① 手に大やけどをする
沸かしたての熱湯をカップに注いでいるとき、ぼんやりしていて溢れさせてしまい、カップを持っていた手に熱湯がかかり、親指と人差し指の付け根のくぼみに溜まる。
とっさにカップを置ける場所がなく、手を離すと割ってしまうので耐えたせいで、深いやけどになり、痕が残る…
② 出向先でブラック部署に配属される
春から配属された職場がブラック。
引継ぎなし、業務の説明ほぼなし、日付超え・休日サービス出勤当たり前の部署。
私は遠距離の恋人とオンラインで話したり一緒にゲームしたりする時間を確保したかったので、残業と休日出勤が本当にしたくなかったため、死に物狂いで誰よりも速く仕事を終わらせていた。
③ 難聴
仕事のやり方も違う慣れない組織でのハードなワークの末、業務中に涙が出てきたり、人の声がうまく聞こえなくなる。
家族のアドバイスがあり、暫く休職。
ただ幸運なことに、休みは有給の範囲で済み、暫くテレワークすることが認められた。
有給をある程度使った後はテレワークで簡単な業務をこなし、職場に復帰。
④ 熱中症(?)&偏頭痛
休職中、心身が元気になってきた頃に、息抜きのため久しぶりに外出してみようと思い立ち、美術館に行くことに。
久しぶりに電車に乗ったところ、車内で猛烈な頭痛と吐き気、酸欠のような症状が出て、帰ることに。。。
頭痛薬も効かず、家で横になり梅干しとか食べていたら治ったけどあれはなんだったのか…
勝手に熱中症と解釈している。
最近、閃輝暗点と偏頭痛の症状を初めて経験した。
頭が割れるかと思うような痛みにと吐き気に見舞われて、なにかまずいことが脳に起きているんじゃないかと思うほど。
後で考えてみると、熱中症らしき症状もこれだったんじゃないか…。
⑤ 高熱&不眠
仕事にも復帰にして元気に過ごしていたはずだったのに、謎の高熱に苦しんだ。
コロナやインフルエンザの検査も陰性で、なんだったのか不明…。
熱が収まった後も、長いこと後鼻漏に苦しみ、咳が続いた。
横になると酷い咳が出るので眠れず、不眠にもなった。
これ以外にも心労による不眠も多く、薬のお世話になった1年だった。
⑥ 友人との疎遠
これは半分気のせいの可能性もあるけれど、友達との距離が空いてしまった。
元々私は人付き合いがあまり得意ではないため、付き合いが続いている学生時代からの友達はごく少数。
その付き合い方も、誕生日などの特別な機会に連絡を取り合い、それをきっかけに会う約束をして年に1・2回、プレゼント交換をしつつ食事をするといったもの。
でも、それくらいの繋がりでも、年に一度や二度でも、お互いのことを思い合ってプレゼントを選び、会って近況を報告し合うのを大切にしていた。
けれど今年は、例年と変わらず誕生日には私から連絡をしたけど、私の誕生日には連絡がなかったり、会う具体的な約束に繋がらなかったりして、会えず終いの子が何人か…。
⑦ 恋人との疎遠
極めつけは、恋人と距離が空いてしまったこと。
詳しくは今書かないけど、年明けからいろいろとあり、一度しか会えなかった。
今年どころか、また会えるかもわからないし、連絡手段はあっても気軽に連絡できる状況ではない。
別れたわけでもないけど、付き合っていると言えるのかどうかもわからない…。
彼とおかしな距離感になっているせいで、共通の友達ともどう付き合えばいいかよくわからなくて、なんとなく疎遠になってしまっている。
でも私にとって彼は最も大切な人のまま。
今年一年、いろいろな不調に見舞われている間、ずっとこのことに悩み苦しい思いをしていた。
―――
主な“厄”を挙げてみるとこんな感じ。
ひとつひとつはだれにでも起こるようなことかもしれない。
私はもともと身体が丈夫で、風邪も10年に一度くらいしかひかないし、仕事も学校も皆勤が当たり前みたいな感じだったので、今年に限っていろいろな不調が立て続けに起きたことがショックだった。
結果的には早めに復帰できたけど、仕事を休まざるを得なくなった時、
このまま有給を使い切っても治らなくて無給で休むことになったら家賃や生活費はどうしよう、辞めることになったら次の仕事は見つかるんだろうか…と考えて不安でいっぱいになった。
すぐに良くなる気がしなくて、行く先が真っ暗な道のような感覚に陥った。
友達や恋人と、こんなに簡単に疎遠になってしまうとは思わなかった。
お互いのライフステージが変わるような出来事があるとか、喧嘩やトラブルがあって疎遠になるならわかる。
そういった明確な原因もなく、大切な人との縁が薄くなってしまうことが悲しいし、今年こんなことが起こるなんて想像できなかった。
人間関係は相手があることだし、自分も相手も少なからず影響を与えあっていると思うから、“厄”とか不運みたいな片付け方をしてはいけないのかもしれない。
けれど “厄年”をただの迷信とは思えない。
難聴や偏頭痛について調べていたら、私の疑いのあったメニエール病の好発年齢は30~40歳で、やや女性に多いそう。
閃輝暗点や偏頭痛も30代で発生する女性が多いとか。
ホルモンのバランスが変わり、こういう症状が出やすいみたい。
私が“厄”として挙げたいろんな不調の原因はすべて繋がっていて、これがまとめて今年起きたことは偶然ではないと感じる。
たぶん、今年はホルモンバランスや身体の調子が変わり目だったんだ。
そしてPMSや更年期障害などからもわかるように、女性のホルモンバランスは精神や脳の働きにも大きな影響を及ぼす。
メンタルの状態が変わると、他人の言動の受け止め方や接し方も無意識に変わってしまう。
自分と同年代の人たちにも自分に起こっているような変化があるかもしれない。
そういうことで、今までと同じ接し方をしていたつもりでも関係性が変わったりすることもあるのかも。
自分が何かしたからとか、あの時あの話をしたせいで…とか原因を求めたくなるけど、こういう少しずつのずれが複雑に重なって今の状態になったのかも。
勿論何も問題は起きていないのに自分の捉え方がネガティブになっている可能性もある。
女性のこういう不調を昔の人は“厄年”として気を付けるべき時期としたんじゃないかな~と解釈。。
引っ越しや結婚・転職などの転機になるようなことを避けるべきという考えも、ホルモンバランスが安定せずに冷静な判断ができなかったり、体調不良で思うようにいかないよ~というアドバイスだととらえると、なんか納得いく。
男女で厄年の時期が違うのも、ホルモンの関係かもしれないと考えると合理性あるように思える。笑
そう考えると、お祓いに行っても解決しないのでは、という発想になろうかと思うけど、私は今年2回ご祈祷を受けている。
前のnoteに書いた通り、お詣りの一番の効用は自分自身に対する決意を固めることだと思っているので、お祓いを受けるということも自分の“厄”を自覚して受け入れること、気を付けることに繋がり、お祓いを受けたから大丈夫ととらえて過度に不安になることを防ぐ効果があると思っていて、私にとって主体的な行為。
ちなみに来年も後厄ではあるけど、前厄である昨年は、人生一ハッピーと思える年(暫定)だったので、人によってちょっとずつ変わり目の年には幅があるから前厄・本厄・後厄の3年間があるんだろう、と解釈。
とすると、私は今年が変わり目だったので来年は大丈夫なはず!
来年は、ホルモンバランスや身体の変化を受け入れて、うまく付き合っていけるようになる。
そして落ち着いた心と身体で人間関係や選ぶべき道を見つめなおして、より自分がしあわせになれる方向に踏み出す年にしたいな~
2023/12/06