第37回 朽羊歯ゾーンのケルベ【朽羊歯ゾーンのWoundTube】

なんかもうすぐnoteの30日連続更新記録を達成するらしい。第37回なのに、と思うかもしれないが、最初のほうに日付を超えてから更新している回があったからだ。

達成したら毎日更新を一旦やめようと思う。毎日しなくてはいけないことがあるという状態が、意外とメンタルに来ているのだ。
今日も、さっさとやればいいのにギリギリまで引き延ばして、お茶を濁すような更新をしている(この後予定がある)。

一部非公開にしようと思っている記事もあるので、ブックマークするなら今のうちだぞ。昨日のとか。

最初の10回を過ぎたあたりから、お茶を濁す更新が増えていった。話したいことをちゃんと書くと2時間くらいかかるからだ。やりたくないと思っていることに2時間はかけられない。大して話したいわけでもない適当な出来事に、隙があればインパクトのある1行エピソードを混ぜ込んで内容があるっぽく見せていた。

口調も変わった。最初は真面目くさった文体で、難しい言葉を使っていた。今はだいぶ砕けているし、そもそも文体内での統一感を気にしなくなった(こういう口調の人間は「でも」とか「○○って」とか言わないだろう、みたいな違和感をいちいち検知しなくなった)。いい文章を書くためにいろいろこだわっていた、何年も前の自分が「堕ちたな」と言ってくる。

一方で、これが人間のリアルだという感じもする。自然体で出てくる言葉をそのまま文章にしているのだから、硬い部分と砕けた部分が混ざっていたとしてもむしろそれが私の口調なのだ。硬い口調なら硬い語で統一しなくてはならない、というのは、自分の様々な面を削ぎ落して一面的な「キャラ」を作っているように思える。

とはいえ、小説のセリフや礼状など、キャラや雰囲気を作ることが必要な場合もあるだろう。そういう場合には使えるようになっておきたい。ノーメイクでよれよれのTシャツなのに小物だけおしゃれなものを使う人(ex.私)が、冠婚葬祭のときには礼服を着るようなものだ。

あ、あとタイトルが「ケルベ」なのは、ファンをケルベロスにするためである。
朽羊歯ゾーンのアカウント自体はケルベにしないので安心してね。

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