岡山県伊原木知事の後援会 父親から上限超える寄付を受領か 続報 2021/12/27分

どんな内容の話?


山陽新聞 2021/12/27

上限を超えた寄付額は計3950万円に上り、2013年以降、一衛氏と知事の妹2人から複数の政治団体を経由して受領していたと明らかにした。
知事は「資金管理は後援会に全て任せていた。後援会の担当者は法律上、問題があるとは認識していなかった」と釈明。「知事として、これまで以上に職責を果たすことで県民への責任を取っていきたい」と述べた。
寄付をした父親の伊原木一衛氏、後援会関係者らを含めて違法性の認識を否定。一方で「法の趣旨を逸脱していると言われてもやむを得ない。率直におわびしたい」と述べ、繰り返し謝罪した。
後援会を設立した2012年以降の政治資金収支報告書を調べたところ、一衛氏と自身の妹2人から上限を超える計3950万円の寄付があることが分かった。政治団体が個人から受け取ることができる年間の上限を150万円とする同法の規定に抵触しないよう、あえて複数の政治団体を経由させていたという。
 ただ、政治資金を巡っては、日本歯科医師連盟(日歯連)の献金事件に対する判決で、形式的に政治団体を介在させる寄付は法の趣旨に反するとの判断が示されている。



時事通信 2021/12/27

自身の後援会が父親の一衛氏らから複数の政治団体を経由し、政治資金規正法で定められた上限を3950万円超える寄付金を受け取っていたことを明らかにした。

OHK 2021/12/27

知事は、27日記者会見を開いて問題の調査結果を公表しました。それによりますと、2つの団体は、2013年から2020年までに、知事の父親と2人の妹から150万円の上限を超える寄付を事実上受け、その総額は3950万円だったということです。
(岡山県 伊原木隆太知事)
「結果的には政治資金規正法の趣旨の理解が不足していた。緊張感が足りなかった」
上限を超えていた寄付金について、伊原木知事は、3人に返還し、政治資金収支報告書を訂正したいとしています。
また、自身の進退については、「職責を果たすことで責任を取っていきたい」と話しました。

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