ゆうきのざれごと #002 〜Microsoft AZ-204合格の話〜
業務多忙に追われていたので、前回の投稿からだいぶ時間が空いてしまいました。今日はちょっと状況として仕事にならないので、久しぶりの投稿です。
今回は、先日受験して合格したMicrosoft認定試験 AZ-204: Developing Solutions for Microsoft Azureについてです。受験したと言っても、結果的には2度目の受験で合格を勝ち取った、砕蜂の弐撃決殺みたいな物なんですけどね。
AZ-204について
こちらはMicrosoftの公式サイトを見ていただいた方が早いと思いますが、端的に言えばAzureでのクラウド開発すべてに関われるようになるための試験です。幅広いです。幅広かった…。
わたしが受けたタイミングでは、試験時間120分に対して設問数は53問。前半が単問形式で、後半10数問がケーススタディのような、要件や問題点があった状態での複数解答の形式でした。1000点満点で700点取れれば合格。
なお、わたしは初回677点、2回目730点でした。ギリギリでしたが受かったもん勝ちです。
試験対策
以下、わたしがやったことを簡単に書いていこうと思います。言い訳がましいですが繁忙期に並行して受け(ないといけなくなっ)たので、お世辞にも時間があるとは言えない状況でのチャレンジでした。
①Microsoft提供のラーニングパス
Microsoftの公式サイトでは、該当試験に対する学習コースが提供されています。わたしはほんの少し余力があった1月頃にこちらを一気に流し見していました。Azureを使った開発は業務内でも簡単にはやっていますが試験範囲から見れば限定的なので、網羅的に学ぶ場としては大切でした。試験でも答えを選ぶ上での根拠を持つためには大事な下地だと思います。
ただ、学習範囲が広いため時間はかかってしまいます。十分な学習時間が取れないなどの理由がある場合には、掻い摘んでやるか、そもそもこちらを避けるという手もあると思います。
なお、今はMicrosoft Buildが開催されている期間ですが、このタイミングではMicrosoft Build Cloud Skills Challengeという物が開催されています。ここでこのコースを学習したことで、わたしの受験料は0円になりました。興味ある方は学習コースだけでも進めておくとよいかと思います。
ただ、わたしは期間ギリギリにやろうとして、ハンズオン的な学習の場でAzureの使用量か何かに引っかかって危うく間に合わなくなりそうでした。時間には余裕を持ちましょう。自省です。
②模擬問題
AZ-204に限らず、有料無料含めて様々な模擬試験問題がインターネットには転がっています。
そして、そういう問題はほぼ同じ物が実際の試験に出現します。しかもかなりの頻度で。問題形式への慣れという側面だけではなく、直接的な試験対策として解いておく価値はあると思います。
模擬問題を試験範囲に対して網羅的に解くだけでも試験合格はできるかもしれません。
ちなみにわたしが使ったのは、JPN試験という無料のテストサンプルが置いてあるサイトです。個人的には確かに解いておいてよかったなという印象ですが、解答があやしいと思う箇所もありました。無料問題サイトの場合は特にですが、答えとして出ている内容が必ずしも正解とは限らないので、適切な回答を判別してから解答を覚えて試験に臨むのがベストだと思います。
なお、他にも無料問題サイトはあったのですが、わたしがやろうとしたタイミングではAZ-204のページがダウンしていました。
また、有料で問題集も売っていますが、各回の1〜2日前まで試験対策をする時間が取れなかった関係で買っても仕方ないと思い諦めました。先の学習コースを受講して受験料が浮いているのであれば、お金をかけて試験対策をした方が安心かもしれません。わたしは時間さえ取れればそうしたかったです、切に。
まとめ
AZ-204の試験に向けてやったことはサラッと書きましたが、合格こそしたものの普通に大変でした。Azure使って開発業務をやっているとはいえ、わたしがやっていることに関連するのは全体のうちで12%くらいじゃないかと思います。残り88%を仕上げて、全体で70%以上の点数に結びつけるのは、ある程度コンスタントに学習して臨んだ方が良かったなと感じています。
しかし、ここで体系的に学んだからこそ、今後は今自分のやっている業務に対してこの技術が使えるのではないか?という選択肢が増えたとも思っています。合格をゴールにせず、ここを通過点にAzureでできることを増やしていこうと考えています。
その前に、今回も何らかのCloud Skills Challengeのコースを学習しておこうと思います。しんどくならない程度に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?