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『ReLIFE〈全17話〉』感想メモ
見出し画像出典:ReLIFE(アニメ公式サイト)
こんな感じの話
・人生に躓いた主人公が社会復帰プログラム”リライフ”に参加する
・就職先紹介の為に1年間の高校生活を送る
感想のようなもの
人生に躓いてしまい再就職先が見つからない主人公海崎は、リライフ研究所の夜明けの誘いにより1年間高校生活を送る”リライフ”実験に参加することになる。謎の薬により見た目だけ若返り高校生に交じってすごすうちに海崎は変化していく。
1年間をとりあえずやり過ごせば就職先を紹介していると思っていたが、周囲の高校生に影響されて高校生のような振る舞いをし、恋をしさえもする。しかし相手は本当に女子高生かつ”リライフ”が終わると忘れられてしまうという葛藤を抱えるようになる。
主人公は海崎ではあるものの、海崎が好意を抱くようになる不器用でコミュ障な日野をはじめとした周囲の高校生の青春を描いた群像劇のような部分も多い。
扱っている題材が一部重たいはずなのに、結構あっさりと流されてしまっているので、少し違和感を感じる。
キラキラとした青春を懐かしみつつ外から眺めているだけの主人公が青春の真っただ中に入り込んでいくというところが、青春を通り過ぎてしまった大人向けかなと思った。EDが毎回変わり2000年代の懐かしい曲が採用されており、本編をより盛り上げていた。
細かい設定に無理があるなところは多いけれども、ストーリー自体はサクサクすすみ面白い。この作品のテーマがしっかり伝わってくればもっとよかったと思う。
好きポイント
・日野さんのへたくそすぎる笑顔
・うさんくさい小野屋杏
こんな人におすすめしたい
・学園物が嫌いではない人
・細かい設定にこだわらない人
・青春を懐かしみたい人