『スロウスタート〈全12話〉』感想メモ
見出し画像出典:スロウスタート(アニメ公式サイト)
こんな感じの話
・中学浪人を秘密にして高校に入学した主人公
・ドキドキほのぼの学園生活
感想のようなもの
不運にも中学浪人してしまった主人公の花名が、浪人を秘密にして親元を離れ遠くの高校へ入学し友達を作りほのぼのと学園生活をおくる日常ものである。
大したことじゃないかもしれないけど、知られてしまえば今までと違う扱いを受けるかもしれないという恐れを抱いたことがある人も多いのではないだろうか。
主人公の花名はそんな恐れを抱えて秘密を打ち明けられないままに友達と仲良くなり、だんだんと言いづらいけれども打ち明けようという気持ちに傾いていく。
観ている側は、受け入れてくれるから勇気を出して言ってしまえばいいのにと何度も思うが、本人にとってはあたたかな状況を揺るがす一大事なのである。そこがこの作品のコメディ要素なのだが、現実であれば笑い事ではない。
同じ学校の花名の友達のほか、就職浪人の従姉妹、大学浪人コミュ障のアパートの住人もともにきゃいきゃいとすごしていく。
普通にかわいい女の子がきゃっきゃしてるのをぼんやり眺めるためのアニメとして観ていたのがいけないかもしれないが、この話は浪人設定がなくても特に問題ないように思える。普段は忘れていて、ときどき思い出したかのようにお約束的にネタとして使っていたといわれても納得してしまう。
女の子はかわいくて、サービスシーンもばっちりで、キャラ分けもしっかりしていて、おさえるとことはおさえている。
特に心には残らないけれどほのぼのと和やかな時を過ごすのにちょうどいいアニメだった。
好きポイント
・かわいいキャラクター
・ゆるくてやさしい世界
こんな人におすすめしたい
・ほのぼの日常コメディ好き
・百合要素があっても大丈夫
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