『刀使ノ巫女〈全25話〉』感想メモ
見出し画像出典:刀使ノ巫女(dアニメストア)
こんな感じの話
・異形の化け物”荒魂”とそれを祓う”刀使”達の戦いを描くバトルファンタジー
感想のようなもの
異形の化け物”荒魂”を祓う”刀使”の少女たちは全国5箇所の学校に通い訓練を積んでいた。
胎動編では各々の技を争う大会にてひとりの少女が事件を起こし、”刀使”を管理する”折紙家”の隠された真実が解明されていく。
波瀾編では”荒魂”を発生させる”ノロ”強奪事件が起き3体に分離した”大荒魂”を巡る争いの解決を目指す。
女の子たちがそれぞれの信念をもって戦い成長していくところがみれるので世界観を理解できたらハマれる。日常パートとバトルパートが両方みられるのでメリハリがきいていてよかった。組織同士や荒魂と人間の対立構造や陰謀が描かれており、きちんと伏線も張られている。面白い要素はたくさんある。実際面白い。
けれども、キャラクター多いことや世界観の設定が複雑すぎることで、ついていけなくなる。この作品ならではの用語が次々と出てきたときに疑問符を浮かべてしまう。
アニメをたくさん見て設定を理解するのに慣れている人向けの作品かなという気がする。
最終話は状況が丸く収まり、刀使達は切磋琢磨しながら技を磨き、待望の勝負が行われるというところでで終わってしまうので、はっきりした結末が好きな人にはもやもやとした感じが残るだろうが、自分としては観ている側に結末を任せてもらえたようで納得感はあった。
面白いとは思うけれどもキャラに萌えられるわけでもなければ必ず感動できるという類の作品ではないので、人に勧めるにはハードルが高い感じがする。
好きポイント
・剣術バカ
・音楽
・こじれる想い
こんな人におすすめしたい
・和風バトルアクション好き
・考察好き
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