『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。〈全12話〉』感想メモ
見出し画像出典:痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(アニメ公式サイト)
こんな感じの話
・VRMMOを始めたばかりの主人公はステータスを防御力に極振り
・仲間たちと奇想天外攻略する冒険コメディ
感想のようなもの
親友の理沙(サリー)に誘われてVRMMOをはじめた楓(メイプル)は、”痛いのが嫌だから”という理由で盾職かつ防御力に極振りなキャラメイクをして冒険を始めてしまう。初心者すぎておかしいということに気がつかないまま、レアスキル、レア装備を手に入れて運営の予想しない攻略をしていく。
次第に知り合いもでき、イベントをこなし、親友のサリーと共にギルドを結成し、仲間とともにゆかいな冒険をくりひろげる。
よくあるMMORPGものアニメのテンプレから外れるほどのことはない。運がよく、特別な力を持つ、人を惹きつけるタイプの主人公。そして主人公に都合がよすぎるゲームバランス。仲間と共に強くなり目標を達成していく。
主人公の女の子がのんびりとゲームの世界を楽しみながら強くなっていくので、バトルアクションが少なく、ほのぼの日常系ファンタジーの要素が強い。防御力に極振りしている主人公の天然基地外プレイはバトルやゲーム攻略の為ではなく、作品にコメディを提供するためのものなのではないかと感じた。
いわゆる実際のMMORPGをやりこんだことがあれば、普通の女子高生が授業以外の時間にプレイするだけで重課金でもないのに強くなれるわけがないし、運がいい程度で無双できてしまうようなゲームバランスにする運営はいないし、ゲームシステムの設定に突っ込みたくなってしまうだろう。だから、深く考えずに観るべきアニメだと思う。
キャラはかわいいし、次はどんなおかしなことをやるのか期待しながら観進めていけたし、大筋はとらえやすくわかりやすく、細かいことを一切きにしないことにすれば、楽しくみることができた。
フィクションをフィクションとして受け入れることが求められている気がする。
好きポイント
・天然基地外メイプル
・ちょっと古い感じのするスレ
こんな人におすすめしたい
・俺TUEEEものがすき
・ご都合展開でも受け入れられる
・なろう小説原作のアニメに慣れている
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