『インフィニット・デンドログラム〈全13話〉』感想メモ
見出し画像出典:インフィニット・デンドログラム(アニメ公式サイト)
こんな感じの話
・VRMMOの世界が舞台
・ゲームを始めたばかりの主人公が冒険
・アルター王国を守るために戦う
感想のようなもの
主人公は始めたばかりのゲームで偶然に受けた高難易度クエストのNPCを救うために後味が悪いからという理由で命をかけた戦いに身を投じる。少しでも可能性があるのなら可能性にかけていく。そうして修行を重ね強くなり、アルター王国のNPCをまもる為に何度も戦うことになる。
リアルな世界観のゲームで自由度が高いという設定は受け入れたが、後味が悪いからということが行動力の理由づけとして弱く、心理描写が不足しているのではないだろうか。共感できない。
アニメを見慣れている人、ラノベや小説家になろうものに慣れている人ではないと設定をうまく受け入れにくいのではないかと感じた。
何しろ設定が多い。いくつもに分かれている王国、ジョブやアイテム、進化するエンブリオ、NPC。このアニメ上だけですべてが説明されているわけではないので、どうしても理解が追い付かない部分がある。説明不足ともいえるが、説明されても冗長になるだけだろう。
それに加えて”この世界はただのゲームではない”という伏線を張り続けてわかりにくくしている。
キャラクターの魅力もあまり描かれていないし、ストーリーもあまり重厚的と言えない。考察を巡らせたいと思うまでには至れなかった。
なんだかよくわからないうちに冒険が始まって、戦って、勝って、可能性はまだまだある。という感じで終わった。
1クールアニメにするのにあまり適していなかったのではないだろうか。
好きポイント
・クマ
こんな人におすすめしたい
・俺TUEEEものが好きな人(なろうの小説が好きな人)
・MMORPGものならなんでもいいひと
(とくにおすすめしない)