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『サムライチャンプルー〈全26話〉』感想メモ
見出し画像出典:サムライチャンプルー(dアニメストア)
こんな感じの話
・女一人男二人で旅をする人情アクションコメディ
・ヒップホップ時代劇
・はちゃめちゃ江戸時代が舞台
感想のようなもの
天涯孤独の女の子フウと成り行きで用心棒をすることとなったムゲンとジンが”ひまわりの匂いのするお侍さん”をさがして旅をする話である。ほんとうにそれだけ。多分。
第1話でお団子屋さんの娘さんのフウがお茶やお団子をだしているところに刀を見せびらかして、”これおにゅー刀”と自慢するサムライがいて、あ、時代考証は考えなくていいタイプのアニメだと気がついた。
超時空時代劇と化してゾンビが出てくることもあれば、盲目の女性と切りあうこともあるし、ペリーの子孫の詐欺を暴くこともあれば、野球で外国人と戦うこともある。タイトルに”チャンプルー”とつくようにごちゃまぜなのである。かっこよくて面白そうなことをとりあえずやってみました!といわんばかりの回もある。
押しが強くやきもちやきで食欲旺盛なフウ。ブレイクダンスをするかのようにかっこよく戦うのに字が読めず色仕掛けに弱いムゲン。無口で冷静なのに酒に弱く伊達メガネをかけているジン。
物語の初めの三人は友人関係でもなく、知り合ったばかりであり、ムゲンとジンは剣を交えて命をやり取りしていたほどであった。しかし、物語が進むにつれつかず離れずの不思議な関係を築いていく。
とてつもなく感動するということもなければ、笑い転げるということもないが、皮肉なエピソードや悲しいエピソードを挟みつつも、面白く楽しくみられた。
基本的に1話完結または2~3話で完結しながら進んでいくので、少しずつ観るのがいいと思う。26話あり、退屈な回が時折あるので一気に観るのは厳しい。
よくわからないが、ヒップホップ好きにはたまらない作品だろう。
好きポイント
・あっさり人が死にまくる
・音楽、シャレオツ演出
・3人の別れ
こんな人におすすめしたい
・楽しいアニメが観たい人
・サムライのかっこいい所が観たい人
・ヒップホップが好きな人