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『LISTENERS〈全12話〉』感想メモ

見出し画像出典:LISTENERS(アニメ公式サイト)

こんな感じの話

・戦闘メカを操る”プレイヤー”に憧れる少年が記憶喪失の少女に出会う
・謎の生命体に生活を脅かされる世界で少女の記憶を取り戻す旅に出る

感想のようなもの

ゴミの山からジャンクパーツを拾い生活していた少年エコヲは、ごみの山から記憶喪失の少女を見つけ、ミュウと名付ける。人々の生活を脅かす”ミミナシ”と戦うことのできる戦闘メカを操れる”プレイヤー”であるミュウの失われた記憶の手がかりを求め二人は旅に出る。

毎回EDが各エピソードに出てきたキャラクターの曲になっており、歌詞テロップ入りで異なる映像と共に流れる。この作品は音楽がテーマなのだと再確認させられる。

ラスト2話でストーリーを詰め込みすぎており、説明なく都合のいい展開になっているので、納得しにくいとことがある。また、教育アニメのような教訓を押し付けるような結末になっているように感じた。

1クールは短すぎたように思える。世界観の説明となる部分も、そこからのまた異なる世界のとらえ方もさらっと流されすぎて面白い設定だと感じるまでに至れなかったし、ミュウの家族の手がかりをつかむまでにもう少し多くの街を巡っても良かったし、ミュウが暴走してからの展開も早すぎる・説明不足により理解に苦しむ部分が多かった。

アニメを観たうえで内容についてやエピソードについての細かい設定を知りたいのであれば公式サイトをみれば、こだわりやどのようにロックにつながっているのかを少し理解できるが、アニメ自体で興味を持てなければ意味が分からないままになってしまう。

ロックな雰囲気をそれっぽいアニメにしたような印象に終わってしまいなんとなくもったいなく思う。

好きポイント

・ニル
・ED

こんな人におすすめしたい

・音楽がテーマの作品が好き
・ロードムービーのようなものが好き
・ロックに詳しい




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