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デイビッド・マックチーバーと29ひきの犬

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マーガレット・ホルト/文
ウォルター・ロレイン/絵
小宮由/訳
大日本図書
本体価格:1,400円+税

新しい町に引っ越してきたデイビッドは、お母さんにおつかいをたのまれます。おつかいの帰り道、買い物袋の底がやぶけて、お肉の包みが落ちてしまいました! そこへそのにおいをかぎつけた犬たちが集まってきて、デイビッドについてきました。犬の数は、あれよあれよと増えていき29匹に! そこに飼い主の子どもやら親やらも加わって、それからブラスバンドも町の人たちも入ってきて大パレードに…!?

「こころのほんばこ」のシリーズ10作目になります。同じく大日本図書から出ている光吉夏弥さんが訳の『おとこの子とおもっていた犬』を描いたウォルター・ロレインの作品です。味のある絵は、きっと子どもたちの心をつかむはず。

文のマーガレット・ホルトと絵のウォルター・ロレインは、ボストンの出版社ホートン・ミフリンの同僚だったらしく、ホルトは編集アシスタント、ロレインはデザイナー兼製作部長だったとか。

またホルトは、その後、出版社を辞め、ボストン公共図書館で児童サービスの職に就きますが、その際、間崎ルリ子さんが在籍していたシモンズ大学の図書館学科で図書館学を学んだそうです。年代的に見ると、ホルトさんは間崎さんの後輩になるんですね。なんだか不思議。

「こころのほんばこ」10冊すべて読破していただけるとうれしいです!

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