心理研究から読み解く「背筋を伸ばしたら、なぜか上手くいく」は科学的に正しかった
「父親みたいな安心感を持った、
心と脳の専門家」
石井浩二です。
今日は、心理研究から読み解かれた
とっても大切な「おばあちゃんの知恵」を
お伝えしますね。
突然ですがみなさん、
おばあちゃんやお母さんから言われませんでした?
「背筋を伸ばしなさい」って!
子供の頃は単なる「しつけだよね」と
思っていたこの言葉が、実は科学的な真実を
含んでいたことをご存知でしょうか。
「姿勢が悪いと成績も悪くなる」なんて、
えぇ?そんなバカな。。。ですよね?
そう思っていた時期が私にもありました。
でも、
ハーバード大学の研究チームが興味深い
発見をしています。
人間の脳は、
体の状態を常に「スキャン」しているんです。
私たちが意識していなくても、
姿勢の情報は脳に送られ続けています。
そして面白いことに、
この情報は私たちの感情や行動に
大きな影響を与えているんです。
例えば、
あなたが元気がない時。
無意識のうちに肩を落とし、
うつむきがちになっていませんか?
実はこれ、逆も真なんです。
意識的に姿勢を変えることで、
脳の働きが変化し始めます。
研究によると、たった2分間の姿勢改善で:
テストステロン(自信ホルモン)が20%増加
ストレスホルモンが25%減少
面接での成功率が約2倍に
なんていう結果が事実、出ているんですよね。
でも、ここで誤解してほしくないのが、
「いい姿勢=背筋をピンと伸ばす」ということでは
ないということ。
むしろ、
自然と胸が開き、呼吸が深くなるような、
リラックスした状態が理想です。
スーパーマンのように両手を腰に当てたり、
勝利のポーズをとったり。
要するに、自分が「できる!」と
感じられる姿勢が大切なんです。
私の経験では、
朝の準備時間に鏡の前で2分間、
意識的に姿勢を改善するだけで、
その日一日の調子が変わってきます。
プレゼンや商談の前に実践する人も
多いようですよ!
おばあちゃんが言っていた
「背筋を伸ばしなさい」には、
実は「自信を持ちなさい」
「堂々としなさい」という
メッセージが含まれていたのかもしれません。
科学の進歩は、
時に古くからの言い伝えに
新しい意味を与えてくれます。
明日からでも、
姿勢を意識する時間を少し作ってみませんか?
きっと、新しい可能性が開けるはずです。