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悪いことをした国会議員を適切に懲らしめるために私たちにできる3つの方法

意味わからんことがあまりに多いですね。本当におかしいな、と思うこと続き。これは本当にやばい!と若い世代も言い始めてます。でももっと言うと、そんなの何年も前からだったのに、誰も止められなくて(止められるなんて想像力さえも奪われて)、こんなにおかしなことがでんと鎮座している日本になってしまった。

さて、これまでいわゆる「無党派」で、「とりあえず与党には入れない選挙」というスタイルで選挙権を行使してきた私が、最近あり得ないことをしてもちっとも裁かれない国会議員さんを、一国民としてどうしたら懲らしめることができるのか。整理してみます。

今の社会のおかしなことを列挙してみる

モリカケ問題/公文書改ざん/毎月勤労統計の不正/レイプ隠蔽(海外では話題)/改憲/増税/増税後の消費冷え込み対策に6.6兆円/国内の災害無視して外遊&税金バラマキ/ステーキ毎日食べたいと国連で、しかも国連気候行動サミットで話しちゃう環境大臣/HPがアクセスできなくなっちゃった理由がわからないIT大臣/モリカケ問題の当事者なのに大臣に、しかも文部科学大臣に栄転/病気がいつの間にか治って大臣にまでなれた甘利さん/国会に出たくない安倍ちゃん/お友達しか呼ばない花見に税金を、しかも5000万円以上もかける安倍ちゃん/現場職員が自殺しているのに担当上司は海外へ栄転/国民を守ってくれない警察/信用できない裁判官/心も体も貧乏だらけで経済発展も人口増も見込めない国なのにカジノ誘致/国会議員に逮捕されるレベルの悪人がわんさか/軍事株で儲けるために国民に血を流せという元防衛大臣/養育費もらっていないひとり親が80%もいる/奴隷のように労働者をつかう/大企業に無限の優遇/・・・

すごい、まさにキリがない、箇条書きじゃなくて横にそのままスラッシュで続けているというのにこんなに何行も使ってもーた。

国会議員が悪いことをするとどうなるのか

普通警察に捕まるじゃん、と思えるようなことをしても全然捕まることはなく、むしろ栄転までできちゃう。「真面目な人が痛い目を見る世の中、を表すの例を1つ上げましょう」「ジャパン」みたいな、そのままいつか大作映画にもなれそうなほど大変なことがそこかしこに存在しています。しかもどうしたらハッピーエンドに向かうのか全然わからない。

そんな時Twitterで「詳しくは国会で聞かせてもらおうじゃないか」というコメントを見かけました。「国会で詳しく話聞いてどうなるの?」と率直に浮かび、そういえば全く何ができるのか想像もつかなかったので、少し聞いて調べて整理をしました。

国会議員(主に与党)が悪いことをすると、野党さえ誠意を持って命を懸けて国会議員であり続けてもらえている限りは、国会の場で野党から厳しい追及を行います。その後、

【1】いやになって本人から辞職
【2】やっぱりこれおかしい!と行動に移す発議者1名+賛成者50名で内閣不信任決議案を提出⇒その場に居て表決に加わった人数(衆議院規則148条参照*)の過半数による賛成で内閣不信任案決議が成立
【3】悪いことしたやつハート強過ぎて野党もひとつになれず弱過ぎてこのまま

というパターンが主な3つの様子。今の状況は、【3】でしょう。1+1より簡単で残酷で悲惨な答えでございます。

あと*を付けた衆議院規則148条では、「表決に加わるには議場にいなければならず」ということらしく、思わずふっる!と1秒そこで目を留めてしまいました。選挙も国会もITなんかないんだな、それじゃそらあのおじいちゃんでもIT大臣務まるわどの時代の国会だわ!

お母さん議員が増えるくらいじゃ旦那さんや両親兄弟ら家族が家事育児のメインを担うという、というウルトラでもCでもなんでもない解決策程度しかどうやらこれまで生まれなかったようです。多様性なんて言葉はもはやとうの昔の言葉で、今はインクルージョンですよ。ひとつひとつの違いも尊重されて然り、違うことが前提となったデザインや考え方、カルチャーです。きっと、船後さん・木村さんが国会議員の働き方も人にやさしいものに次々と変えてくれることでしょう。だっていろんな人がいて社会じゃん、国じゃん、地球じゃん!

衆参議院の解散の仕方

知らないことがどんどん出てきますね。やっと興味を持った私がこんなに調べないとわからない世の中(教育)、そりゃ悪いやつに支配されてしまう。

さて、一刻も早く今のトップの方々に変わっていただきたい、国会を適切に正常化したい!そんな時は解散してもらうしかないようです。(ちゃんと三権が分立して君臨しているトップたちも適切に逮捕されるなら別なのかもしれないけれど)

そこで、衆参議院解散のパターンを整理します。

衆議院
1)任期満了 ( 任期の4年間を終えた時 )
2)内閣不信任決議案が可決された時 ( = 「 69条解散 」 )
  ( または、内閣信任案が否決された時 )
3)内閣が必要だと思った時 ( = 「 7条解散 」 )  
[参考]  

ちなみに4年間の任期を満了したのは三木内閣しかないとのこと。誰なんだろうなぁ。知らないことだらけだ。不信任案決議なんて、そもそも過半数占めてるのが与党なんだから、ひとりひとりが個人の軸で、本来の議員として生きようとしたときの志で判断をして「不信任賛成!」という人が与党内からも出てこなければこれはなかなか起こり得ない、ということですよね。しかもその採決は最後の段階であって、発案の時点で衆議院議員465人中51人の思いと行動(発議・賛成)が必要と。で、議場に居なくちゃいけない(ふっる!2回目)、議場に居なくて仕事もせず病気でもなく旅行に行っている人とかもいましたよね。あとは平気で裏切る政党とかね。なかなか厳しいというか、民主主義じゃなくないこれ?

参議院
参議院議員の任期は、衆議院議員の任期(4年)より長い6年で、衆議院のような全員改選(総選挙)ではなく、3年ごとに半数改選(通常選挙*)が行われる(憲法第46条)。また、参議院は任期途中での議会の解散がないが、衆議院は任期途中で解散となることが多く、実際の任期の差は更に広がる。そのため、衆議院と参議院で同時選挙が実施されても、参議院議員の半数が国会の議席に残っているという特徴がある。[参考]

(おまけ)選挙の仕方と議員人数

衆議院
小選挙区選挙&比例代表選挙
衆議院議員の定数は465人
(289人が小選挙区選出議員、176人が比例代表選出議員)[参考]
参議院
選挙区選挙&比例代表選挙
参議院議員の定数は248人
(100人が比例代表選出議員、148人が選挙区選出議員)[参考]

2019年夏の参院選はいよいよ私も開眼して臨んだので記憶に新しい。でも、衆院選の小選挙区って、これちょっとおかしくない?民意が反映されにくそうな仕組みだと思う。これについてはもう少し勉強してから意見を表明することにします。

悪いことをした国会議員を適切に懲らしめるために私たちにできる3つの方法

さぁ、ようやく本題にたどり着きました。調べ物をしながらだと時間がかかりますね。

結局、誰か悪いことをした国会議員がいたら、野党議員がまずは誠実に国会の場で立ち向かうしかない。今の与党は、安倍ちゃんの周りを筆頭にハートに毛どころじゃない鉄製の針金のような強靭な何かが生えていて、ちっとも痛みません。むしろこうして発信をしたり行動をしている人たちが暗殺されるんじゃないかなと心配になるほど、私たちの人権や命は危ぶまれている。

一秒でも早く引きずりおろしたいけれど、最速の方法は、野党議員(+与党の忖度を捨て思考停止から目覚めた議員)がちゃんと一致点で連携して、国民の生活のためにひとつになって、不信任案を発議するしかない。

ただ上記で述べた通り、発案の段階で数を揃えなければいけない、参加者のみによる多数決という時代遅れなルール、のために適切に効果的に運用される可能性も低い。何もかもが与党を守るルールになっているように見えて、甚だ遺憾です。

それで、私たちひとりひとりにできることは何なのか。

【1】政治家の監視をする
私たちの役割は政治家にヤクザのように脅されることでも、お金を巻き上げらえたり、不正選挙に加担することでもなく、政治家を監視することです。政治は私たちのためのもの、政治家を監視することは私たちのより良い暮らしに直結する当然で大切なつとめ、と思えるように、自分の周りにいる3人に、まず働きかけてみましょう。
【2】おかしいと思ったら諦めないで声を上げる
学習性無気力と言って、ポジティブ心理学の領域において、動物はやる気を学ぶのでなく、無気力を学習するのだ、ということが証明されています。今の日本に暮らす私たちは、完全に”プロ学習性無気力”です。政治に興味を持ち始めて初めて知ったのですが、志の高い議員は、なんといます!
 ・声を上げていいと思える社会にする
 ・声を上げる方法をみんなが知っている
 ・信頼できる議員さんや地方議員、政治について語り合える仲間と、声を上げて国政にアプローチできるというマインドセットを作る
といったことを諦めずに、楽しく、なかなか政治を語り合うにはハードルの高い日本ですが、それさえも変えていける!諦めずに様々なアプローチで、好きなスポーツについて話すくらいカジュアルに、政治を語れるようなカルチャーをつくっていきましょう!(政治をレイジーにふんわりと語るKiJii Twitterはこちら
【3】選挙に行く
いまの与党って、お殿様と直属の仲良したちが傍若無人に好き勝手ふるまっていますが、あの方々を支持しているのは、有権者の半分の、そのまた半分です。投票率が50%前後のこの国で、更に半分程度、有権者の25%しかあの方々を応援していないです。しかも大企業や組織からの、思考停止による団体票が流れています。もう驚く人も逆に少ないでしょうが、不正選挙も起こっているでしょう。これだけ不正だらけで選挙だけはきれーーーいサッパリ潔癖です、なんてことあるはずない。
選挙に行くのは楽しいこと、当たり前、理想の未来への意思表示の機会投票しない=今の社会も生活も最高フゥーーー!っと思っているということ。そうでないなら選挙で意思表示しましょう!
1票の重み、自分の1票が世の中を変えられる、といったエピソードは今後また学んでいきます。

今のおかしな世の中をガランと変えられるチャンス・衆議院選は、年明けあたりかと噂されています。主権を持っているのは与党のあの方々じゃないですから。私たち国民です。

【政治家を監視する・諦めないで声を上げる・選挙に行く】

これを読んでくださった皆様、ぜひKiJiiと一緒にコツコツと取り組んでいきましょう!

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