Xのアカウント消した

とうとうXのアカウントを削除した。
まあ、前からほぼ使ってはいなかったんだけど。

Twitter時代から使用していて、大体10年くらいだ。
楽しんで使っていた時期もあったけど、何年か前からはTwitterに気持ち悪さを感じることが多くなった。

Twitterの世界だけで繋がっている人もいて、僕がフォローしていた人たちは比較的まともだったと思う。
仲良く会話を楽しむことも多かった。
そんな人たちとの繋がりが途切れるのは少し寂しく思う。

ただ、そういう部分を差し引いても、Twitterは精神衛生的によくないなと感じる。
とにかく、Twitterは基本的にネガティブな世界で、少し覗くだけでも気が滅入る。
自分にとってマイナスが大きすぎる。
アカウントがあると、フォロワーの動向が気になりついTwitterを覗いてしまう。
だから消した。

今思い返すと、Twitterから得るものなんてほとんど無かった。
よく情報収集のためになんて言うけど、Twitterの世界にはまともな情報なんてほぼ無いと思う。
嘘も多い。
嘘でなくても、極端に偏った情報が溢れてる。

人との繋がりもあるようでない。
あっても稀薄だ。
僕は比較的にTwitterの世界でも人との繋がりを大切にしていた方だけど、それでもやっぱり深い関係の人はいない。
軽く会話を交わす程度の人は数人いた。
僕はその人たちの事が好きだし、面白い人たちだとも思っている。
これで縁が切れてしまうのは残念だけど、本当に縁があるのなら、いつかその人たちと別の形で出会う事があるかもしれない。
だからTwitterを続ける必要はないのだ。

何よりもTwitterが嫌いな部分は、Twitterをコンプレックスの捌け口に使ったり、マウントを取り合ったり、ネット集団リンチが行われたり…
そんな人間の邪悪な感情が渦巻いているところだ。
別に自分には関係のない人たちのどうでもいい言動ではあるけど、Twitterを見ているとそんなネガティブな感情がこちらまで伝染してくる。
僕はライトなユーザーだが、それでもTwitterのせいでしんどくなることはある。
どっぷりと浸かっている人のネガティブ度は計り知れない。
前にも書いたけど、TwitterのようなSNSは負の連鎖が繰り返される。
こんなもの抜け出した方がいいに決まっているのである。

まあ、Twitterをやっていれば刹那的な満足は得られるかもしれない。
誰かに共感してもらえたり、誰かに親身に接してもらえたり、誰かに認めてもらえたり。
自分の声が世界中に届いているような気もする。
でもTwitterでのそれは所詮薄っぺらいものだ。
例えTwitterの世界であっても、誰も自分の事なんて真剣に見てくれてなんていない。
そこで得た満足なんてすぐに枯れる。
むしろ、そんな空虚な満足のために払う代償の方が大きい。

健全な精神を保つためにも僕はTwitter、もといXのアカウントを消した。

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