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保育士の仕事となり方

保育士の仕事に興味をお持ちの方に向けて、役立つ情報をまとめました。
「仕事内容は?」「1日のスケジュールは?」「保育士になるには?」など具体的にお伝えいたしますので、保育のお仕事に興味をお持ちの方、是非ご覧ください!

保育士の仕事とは

保育士の仕事は大きく以下の3つに分類できます。

①子どもの保育
保護者に代わり、0才から就学前までの乳幼児の保育を行います。これが保育士のメインの仕事です。
また保育園等での生活を通して、

・基本的な生活習慣を身につけさせること
・体の発達を促すこと
・社会性や協調性といった心の成長を促すこと

なども重要な仕事になっています。人間形成に非常に大事な乳幼児期に、1日の多くの時間をともに過ごす保育士は、子どもの成長に大きな影響と責任があります。

②保護者への支援
在籍している子どもの保護者と日々密接に関わり、子どもたちの健やかな成長に向けて連携をとっていきます。また、保護者に育児不安などが見られる場合や子育てについて相談を受けた場合はアドバイスをするといった支援も行います。

③地域の子育て家庭のサポート
最近では、地域の子どもたち・保護者との交流を深め、地域社会における子育て支援を行うことも保育士の重要な役割の一つとなってきています。

保育士の1日のスケジュール

保育園で働く保育士の1日のスケジュール(例)を見てみましょう。
以下のようなスケジュールの中で、早番・中番・遅番のシフト勤務体制が多くとられています。また他にも、お遊戯会など行事の企画や準備、保護者向けのおたよりなど配布物の作成も行います。

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保育士のなり方

■【養成学校通学】で資格をとる
保育士養成学校とは、厚生労働大臣が指定する「指定保育士養成施設」に定められている保育士課程のある大学・短大・専門学校のこと。保育士養成学校で所定の課程を履修すれば、卒業時に保育士資格を得ることができます。

【資格取得までの流れ】
保育士養成学校(大学・短大・専門学校)入学

所定の科目・課程を履修
保育園・児童福祉施設での実習を修了

学校卒業時に資格取得

【学習・実習の内容】
養成学校では、保育士養成課程として5つの科目・演習を学びます。
①保育の本質・目的に関する科目:保育原理、教育原理など
②保育の対象の理解に関する科目:保育の心理学、子どもの食と栄養など
③保育の内容・方法に関する科目:保育の計画と評価、乳児保育など
④保育実習:保育実習、保育実習指導など
⑤総合演習:保育実践演習

【養成学校を経て資格取得をするメリット・デメリット】
<メリット>
・「確実に」資格が取得できる
・同じく保育士を目指す仲間ができる
・就職面のサポートが受けられる

<デメリット>
・卒業までに時間がかかる(最短2年)
・すでに社会人の場合、仕事との両立の難易度が高い

■【保育士試験受験】で資格をとる

勉強する女性

独学やスクール、通信講座等の受講により保育士試験の合格を目指します。保育士資格は一度合格した科目は3年間有効ですので、一発合格を目指すのではなく、何度かチャレンジして資格を取得する計画を立てることも可能です。また保育士資格の受験には受験資格があります。勉強を始める前に、まずは受験資格を満たしているかを確認しましょう。

【資格取得までの流れ】
受験資格を満たす
(大学・短期大学卒業者、4年制大学通信課程修了者、専門学校卒業者、中学・高等学校卒業者のほか、認定子ども園、認可外保育施設、学童保育での勤務経験のある人)

資格試験に向けた勉強
(独学・スクール・通信講座等)

保育士試験受験申し込み・受験

合格

各都道府県で保育士登録し、
保育士証の交付を受ける

【保育士試験について】
保育士試験は年2回開催されます。試験科目は学科9科目、実技2科目の合計11科目。総合合格率は約20%と、難易度の高い試験です。

<学科試験(9科目)>
・保育の心理学
・保育原理
・社会福祉
・児童家庭福祉
・教育原理
・社会的養護
・子どもの保健
・子どもの食と栄養
・保育実習理論

<実技試験(以下の3分野から2つを選択)>
・音楽表現に関する技術
・造形表現に関する技術
・言語表現に関する技術

【保育士試験受験で資格取得をするメリット・デメリット】
<メリット>
・費用が安くおさえられる
・努力次第で、最短6ヶ月で資格取得できる
・自分のペースで勉強が進められる

<デメリット>
・試験合格までに時間がかかる可能性がある
・モチベーションを持続させるのが難しい

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