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若年出産と高齢出産のメリデメ


「出産は若い方がいい」とかよく耳にするのですが、わたしからみて、
若年出産(ここでは20代から30代前半での出産と定義)と、
高齢出産(30代中盤以降の出産と定義)のメリデメをまとめてみました。

まわりの女性たちが産む産まないの悩める年齢にいる人が多いので
書くかどうか悩みましたが、
いつ産むか考える観点や情報は大事だとおもうので書きます。

読みたくないひとはとばしてくれることを祈る!

〈若年出産メリット/高齢出産のデメリット〉----------------

● 妊娠しやすい/妊娠しにくい

 … 時間もお金も精神も削られる不妊治療をやる必要性の有無はおおきい

● 妊娠出産にまつわるあらゆるイレギュラー発生のリスクが低い/リスクが高い

 … 現代の医療なら死ななくて済むけど、イレギュラー発生時の母体や子どもへの負担大きいこと、けっこうある 
 よく言われるのは流産、ダウン症の増加などあるけど、それ以外にも前置胎盤とかいろんなことが高齢出産で起こります。

● 仕事を他の人にかわってもらいやすい/かわってもらいにくい

 … 役職が上に上がると自分の仕事をフォローできる人の層が薄くなるので、職場との関係では若い方が代打を調整しやすいなと感じる。

※ 「体力があるので育児がしやすい」というのはあえて入れません。
 育児負担は周りのサポートの受けやすさや自分の精神的レジリエンスにもよるので、いちがいに体力あればなんとかなる問題ではないかと。
 加えて、わたし20代とあんまり体力に変化を感じない…なんなら生活習慣が整ってる今の方が元気。

〈高齢出産のメリット/若年出産のデメリット〉----------------

○ キャリア形成について一定程度目処がついた状態で出産できるので、キャリアとの関係で焦らない/焦る

 … 30代後半以降で出産した諸先輩方の落ち着きを目の当たりにして「これはいったい!?」とおもっていたけど、自分がその年齢に近づいて得心しました。
 20代で出産しないキャリア女性たちの一番の理由がこれなんじゃないかなーとおもう。

○ 周りに出産経験者が多いので情報が得やすい/得にくい

 … ママ友からの情報は値千金。出産後にあらたにママ友作るの結構大変なので、もともと友人がママになってくれると情報入ってきてくれて助かる。20代前半とかで産む人たちほんとすごいと思う。

○ 経済力が比較的高い/低い

 … お金の面での我慢って結構ストレスになるし、夫婦仲にも関わる。
  支援が拡充しているとはいえやはり気にしないわけにいかない問題。

○ 勉強し尽くしてから遊び尽くしてから出産できる/できない

 … 子どもいるとできないことたくさん!
 英語とか資格の勉強は子どもいるとほんとしにくい!
 世界旅行とか、お金がある程度ないとできない遊びは30代の方がしやすい!
 (まあ、育児体制の構築次第では、出産後も結構遊べるけど。一人旅とか行くし。)


わたし自身は「若い頃にやりたいことやり尽くしたら産もう。でもいろいろ怖いから30までにつくろう。」という自己流の価値設定で出産年齢は考えました。
よって、ずっとキャリアとの関係は悩み続けてきたわけですが。
(最近やっと悩みが落ち着いてきた)

上記以外にもっと個人にとって大事なメリデメがあると思いますし、
ほんとに個人の価値観と人生設計によるので、
「出産は若い方がいい」とかよく言われるけど、
一個人の出産時期の選択について、
いいとか悪いとかないとおもいます。
(欲しくてもなかなか授かれないこともあるし。)

高齢出産も、それなりにメリットあるからそういう選択する人も多いわけで、
高齢出産を一概に悪だ、みたいに思って欲しくないです。

逆に「子どもはキャリアが落ち着いてから」
と思っている女性たちには、
その選択をするリスクについてきちんと知った上でその選択をしてほしいです。
ぜひ経験者の体験とか聞いてほしい。
(わたしでよければいくらでも話します!)

しっくりくる相手(旦那)が見つかるかや、
授かる授からないのある話なので、かならずしも選択通りにはいかないとしても、
考えることはとても大事なことかなとおもいます。

産まないという選択も含めて、
全女性が納得感持って大事な選択ができますように!!!

自分で決めて選ぶっていうのが一番難しいんだけどね…

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