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岸田文雄は、グローバリストによって切られた

イギリスの左傾化が止まりません。

与党となった「労働党」がイスラム教徒を誹謗中傷から守るための「冒涜法」を導入しようと動いているようです。(「冒涜法」=SNSなどでイスラム教批判をすると犯罪となる法)

画像:ABEMA news

新しく首相となったキア・スターマーは自称「社会主義者」です。移民の保護、イスラム教徒の擁護、脱炭素を強烈に推進、トランスジェンダー推進、英国を再びEUに戻す...

など、西側グローバリスト勢力の忠実な代理人と言えそうです。

英国に限らず、ドイツやスウェーデンなど欧州諸国は大量の移民を受け入れたことにより、伝統・文化・秩序が破壊されつつあります。

では、いったいなぜ彼らは大量の移民を受け入れたのか...

彼らの価値観の根底にある「自由・博愛・平等」「民主主義」という考え方に基づく寛容な判断でしょうか。

表向きはそうでしょう。しかし、本質は、植民地時代に非白人に対して非人道的な支配を行なってきたことへの罪悪感情があるから、その罪滅ぼしという意味合いが強いのですね。

また、もう自分たちはあの搾取とジェノサイドと人種差別を行なってきた「野蛮な時代」の禊(清算)は終えており、善良な人間に生まれ変わったということを証明するための「対外的パフォーマンス」でもあります。

そして、移民推進のもう1つの背景は、西側グローバリスト勢力が、彼らの理想とする世界を実現するための1つの手段として「移民」に目をつけたからです。

彼らグリーばリストにとって理想の世界とはなにか?

一言で言えば、国境が取り払われたひとつの世界です。

彼らにとってなによりも邪魔な存在は「国家」なんですね。

国家さえなければ、大衆を一元管理できる全体主義の世界をつくれます。

といっても世界から「国家」をなくすことは難しいですから、彼らは「国家を超える権限をもつ主体」をいくつも作り出してきました。

その結果の産物が、「国連」であったり、「世界銀行」「IMF」「WHO」であったりします。

WHOの加盟国に対し拘束力を持つ「パンデミック条約」の実現に彼らが並々ならぬ情熱を持っているのも、「国家を超える権限」を保有したいからです。

西側グローバリストたちは、彼らにとって不都合な存在である「国家」に亀裂を入れ、混乱と不安定と無秩序をもたらす、かず多くの方策を生み出し、実行してきました。

マルクス共産主義も彼らの産物でしたね。

マルクスは欧州金融グローバリストによって発掘・プロデュースされた人物であることが解明されています。

カール・マルクス

マルクスを育てたのはグローバリスト陣営の手先だったモーゼス・ヘスという人物であり、そのヘスは共産主義システムの原型を設計した人物だったという構図です。

帝政ロシアは共産主義革命により倒されました。

帝政ロシアは西側グローバリスト陣営の一翼を構成していたハザールユダヤ人を迫害していましたし、彼らの利害と対立する相手でもありました。つまり、帝政ロシアはグローバリストたちにとって憎たらしくもあり邪魔な相手だったのですね。

第二次対戦後は、冷戦となりましたが、冷戦は「民主主義陣営と共産主義陣営」という「二項対立」の構造でした。

そして、この構造そのものを西側グローバリスト勢力は意図して作ったのです。いわゆる分断して統治するという彼らが何度も使い込んできた必勝テンプレートです。

話を移民に戻せば、「移民」もまた彼らグローバリスト連中にとっては、国家の秩序を乱し、分断するという意味において、とても「有効な手段」なのですね。

標的とする国家に「異質なもの」を送り込み、内側から混乱と分断を招く...

つまり、敵対するイデオロギーを持つ移民(イスラム教徒)を大量に移住させ、社会を不安定化させ、秩序・文化を崩壊させたうえで、最終的に新しい統制システムを受け入れるよう仕向ける手法です。

これが欧州で実行され、飛躍的な効果が実証された...

そして、この手法は欧州だけでなく民主党政権下のアメリカや安倍菅岸田政権下の日本で横展開されてきたのです。

国家に分断をもたらす手法として、彼らグローバリスト陣営が今一大キャンペーンを張って熱烈に推進しているのが、LGBT推進ですね。

そのなかでも特に力を入れているのが、「家族」という最小単位を分裂させる「トランスジェンダー推進政策」でしょう。

このように「国籍意識を持たない無国籍グローバルエリート連中」は、彼らにとって邪魔な存在である「国家」を弱体化・無力化するための数々の手段を講じてきましたし、現在も世界中の至る所で仕掛けています。

岸田首相は総裁選の辞退を表明しましたが、私は彼は忠実に仕えてきたアメリカから引導を渡されたのだと見ています。

※筆者運営のYouTubeチャンネルで配信

「岸田は期待される役割の多くをこなしてくれたけれど、世界的にグローバリズムに反対する流れになってきている中、岸田では力不足だ。」

「岸田よりリベラルで、実行力とリーダーシップのあるあの男(河野太郎)が適任だろう。」

グローバリストたちによってそんな判断があったと想像できます。

岸田首相本人は2期目をやるつもりでいたでしょうから青天の霹靂だったのでしょうね。会見で忸怩たる心情が顔に滲み出ていたように感じました。

西側グローバリスト勢力は、ウクライナ紛争を収束させ、「東アジアにおける有事」に舞台を移す仕込みにとりかかっています。

「日本の次の首相には何がなんでも憲法改正をさせて、日本の軍隊(自衛隊)を派兵できるようにし、中国と戦わせよう。」

それが彼ら(西側グローバリスト勢力)の狙いであることは火を見るよりも明らかですね。

日本はアメリカから今だに独立していないのです。

国家主権など与えられていないんです。

この属国状態の日本の拝米政権のもとで憲法を改正すれば、自衛隊の指揮権はアメリカに委ねられることは目に見えています。

それが何を意味するか、国民一人一人が真剣に考えなければならないでしょう。

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