落ち込んだ時に手に取る2冊の本
昨日はなんだかとても落ち込んでいた。
特に理由はないのに、ただただ、将来が不安すぎて
これから私どうなるんだろう..って考えていた。
「気分がなんとなく落ち込んだ」そんな時に必ず手に取る本たちがある。
今日は、2冊だけ。私の本棚から本を紹介しようと思う。
①「ちひろさん」(漫画)
私が尊敬する女性の一人は、この本の主人公の「ちひろさん」だ。
彼女の周りを気にせず自分の幸せにフォーカスした生き方にとても共感する。
ちひろさんはみんなから強いね〜って言われる(実際いろんな意味で強いw)けれど、ちゃんと落ち込むし、不安になるし、不調な時もある。
そのエピソードを読んだ時に、ちひろさんもそうなのか。じゃあしょうがない。って思える。
昨日は自分の中にすとんと落ちてきた言葉があった。
ダメ、と無気力はこうやって、いきなり予告もなしに浸水してくるものだ
怖くなるけど慌てない。ジタバタしない。汚水に見えたその先は、実は静かに澄んでいて、沈みきってしまえば案外息はできるもんなんです。
ちひろさんの言葉でなんどハッとさせられたか。
結局のところ、なにがきっかけで浮上したかはわからないまま水は引いた
こんな素敵な漫画に出会ったことがとても嬉しい。
この漫画を描いている漫画家の安田弘之さんには本当に感謝だ。
②「すてきなひとりぼっち」(詩集)
2冊目は谷川俊太郎さんの「すてきなひとりぼっち」だ。
タイトルは「すてきなひとりぼっち」だが、「すてきなひとりぼっち」がテーマの詩集な訳ではない。近作のものも含め、谷口俊太郎さんの数ある詩から厳選されたものが入っている。
私のお気に入りは、
やっぱり「すてきなひとりぼっち」
タイトルが好き。
読み方は好きにしてもらって構わないが、
私は、目をつぶって適当に開いたページを読むのが好きだ。
購入してから1年以上経つが、いつも適当にページを開くので、全て読んだ確証は..ない。
この本は小さいのでどこにでも持ち運べるのもいい。
キューバに行った時も持って行って読んだ。
今回は手軽に読める2冊を紹介した。
落ち込んだ時はそんなに長ったらしい文章なんて読みたくないし、すとんとダイレクトに心にシンプルに入ってくる文字、絵の方が良いのだ、という独断と偏見でこの2冊の本にした。
気に入ってもらえる...と思う。
疲れたっていいのさ!落ち込んだっていいのさ!
ぜひそんなスペシャルな時に読んでみてね!