【EP.2】キューバ旅中、友達と喧嘩した(クラブに行きたいカタルーニャ人vs家に帰りたい日本人)
今回はハバナでのエピソード2!
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Cayo cocoでリゾートを満喫した私たちは、車でハバナへ移動!(確か6時間くらい)
一緒に行った友達はバルセロナ出身で、スペイン語が話せたので、旅中は通訳、ホテル、タクシーの手配などすべてやってくれた。感謝!
そして、ハバナで宿泊するカーサ・パルティクラルに夕方、到着!
カーサ:スペイン語で民家(airbnbみたいなやつ)
荷物を部屋に置いた後、友達が宿の人にオススメのレストランを聞いてくれて、
そこへ、夜ご飯を食べに行った。
(クリスマスイブだったので、お客さんが全然いなかった。)
そして、そこの店員になぜか気に入られ「俺の名前はたけしだ!俺は日本人が大好きだ!」と猛烈なアピールをうける。(この後、何人も「たけし」と名乗るキューバ人に出会ったのでそういう手口なのかも。でもなんで“たけし”?)
ただ、この時点でかなり疲れていたので、たけしを華麗にスルーして、レストランからの帰り道は自然と無言に早歩きになる。
しかし、友達はクラブに行きたげな様子。しかも、少し怪しげな路地でも止まって写真を撮っている。私は怖かったし、何よりも疲れのピークだったので一刻も早く、ベッドで眠りたかった。
しばらく歩いているとなんだかにぎやかな場所が、、、
すると友達が「ここ入ろう!」と。
地元民しかいなさそうな、クラブは確かにめっちゃ面白そう。友達の気持ちはわからないでもなかった。けれどあの時は体力の限界だった笑
丁寧に「私、疲れているから帰りたい。今日は、もう遅いし一緒に帰ろう。でも明日は絶対クラブいこ」という。
マリア)「いつもそうじゃん。なんで?少しだけ!いこうよ!」
私)「いつも?いつもじゃないよ!でも今日は勘弁。…どうしても行きたいなら一人で行って。でも、私はマリア置いて行きたくないから一緒に帰りたい(それに、一人じゃ帰れる自信ない。笑)
マリア)「なんで一人で行けばいいとかいうの?私は一緒に楽しみたいよ!てか、そもそも一人で宿まで帰れるん?(図星)」
こんな会話を続けお互いイライラ。
だが、ここはマリアが一旦折れて、宿まで歩き出すことに。
すると10分後、今度は家の玄関から男に話しかけられる。
男)「今うちでパーティーやっているから2人もおいでよ!(的な。スペイン語で理解できず。)」
マリア)「いきたい!」
私)「no」
今度はマリアに加え男Aも一緒になって「あそぼうよー」と。
いや、疲れたんだってー!!
クラブでもない普通の家のホームパーティーなんて、絶対なんかやばいよ。(良い意味でも悪い意味でも)うん、めっちゃ気になる。
あーーでも、私は疲れたんだ。帰りたい。
この時の心の中の葛藤はこんな感じだった。
疲れたけど、気になる。けれど、今行ったら明日を無駄にする気がする、、、
心を鬼にして、行けない理由を2人に話す。
(本心)むしろ今まで反対していたから、ひくにもひけないし。
ここでもマリアを説得し、なんとか男とバイバイ。
長かった。もうすぐで宿だ!!!
(あと少し...)
というところで、
なにやらみたことある顔が向こうから歩いてくる。
たけし!!!!
ニヤニヤしながら親しげに話してかけてくるたけし。
「今からクラブいこうぜ!」
ん?(^_^)
ちょっとたけし、一回黙ってよう。
(あ、もうこれはクラブに行けってことかな?半ば諦め)
マリアは遊びたいため、たけし側につく。
私)うんうん。だよねー(^_^)
たけし)「ほら、マリアも行きたがっているじゃんー。いこ!」
しかし、今まで2回貫いていたこの考えをもはや曲げるわけにはいかなかった。
これは、もはや自分自身との戦いだ。ここで折れちゃダメだ。
謎に燃えて、
4人を説得。(たけしの友達2人もいた)
途中からヒートアップ。
私は自分と戦っていたから引くわけにもいかなかった。
すると、
マリア)もう!そんなにいうならいいよ!帰ろ!
2人とも半ギレで試合終了。ようやく宿に到着。
そして、この日一番カオスだったことは、この険悪モードの中、一つしかないベッドで2人寝たことだ。
気まずさったらありゃしない。
「やっぱ私は、パリピじゃない。」って唱えながら、この日は死んだように眠るのでした。
今回、会話メインで書いてみました。読みづらかったらごめんなさい!
これでも会話はだいぶ省略しました汗
あの夜は本当に長い戦いでした。マリアには申し訳ないと思いつつ、宿に着いた時は、無事帰れて一安心でした。あ、もちろんマリアとのクラブの約束は次の日に果たしましたから..!(エピソード3です。)
この喧嘩の思い出はあの後、二人の笑い話になっています。私たち二人とも頑固だったねーって。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
【NEXT】エピソード3
ローカルのクラブに行った話です。カオス中のカオス。だが、ここが最高に楽しかった!
いつもありがとうございます☺️