【巡礼の旅】day9 四国を南から北へ〜2億年前の大地
朝から何だか疲れていた。少し布団でぼうっとしてから宿を出る。
昨日は四国カルストのために愛媛から高知まで南下した。今日は帰路に向け、高知から、愛媛と香川の間くらいにある四国中央へと北上する。四国のV字縦断だ。
途中で大歩危に立ち寄った。
大歩危・小歩危は、激流の吉野川が2億年を経て生みだした渓谷だ。隆起した岩々に、斜めにたくさんの地層のラインが走っており、独特の景観となっている。
大歩危と小歩危では逆向きに地層のラインが走っているので、合わせるとV字谷が形成される。その様子から日本列島の成り立ちがわかる場所として、国指定名勝となっているそうだ。
大歩危では遊覧船に乗り(今回の旅は船に乗りすぎている)、間近から岩を眺めることができた。
寄り道すれば祖谷のかずら橋へ行けたが、疲れが限界に近かったので断念。そのまま四国中央市へバイクを走らせ、夕方には宿に着いた。
食事も面倒で、ホテルの夜鳴きカレーライスなるものを食べて終え、明日に備えることに。
この日はこれだけ。おやすみなさい。