【今、此処】を感じる
瞑想は心の筋トレだと思う。
私はコーチングを学び出し
コーチになってから【今、此処】に目を向け
集中することの大切さを日々感じている。
【今、此処】に目を向けるということは
最近よく耳にするマインドフルネス。
心を今に向けた状態だ。
こうして文章を作っている今ですら
私は明日の朝の仕事のことや廊下の明かりがついていることなど
いろいろなことに注意が散漫している。
瞑想をしてみると気づくと思うけれど
精神を統一し無になることはとても難しい。
瞑想を初めて一年半経つけれど
私が瞑想をスタートし、集中が途切れるまでの時間は約10分。
最初は本当に30秒くらいだった。（笑）
今の私は10分が【今、此処】に集中できる時間だ。
途切れては集中を繰り返し、
毎日なんとかやっている。
10分を過ぎ、気が途切れた瞬間から
マルチタスクにたくさんのことを考えている。
もちろんそれは決して悪いことではない。
ただ、達成させたい、実現すると決めた物事がある場合
その目標に集中し行動したほうがよりはやく達成できる。
潜在意識からのメッセージを受け取るためでもあるが
私は心の筋トレとして瞑想を取り入れている。
当たり前のことを言っているかもしれないが
案外、
小さなことでも今に集中できていないことが多い。
例えば、部屋の掃除を2時間で終わらせるという目標があったとき
掃除だけに集中し行動した2時間と
途中で出てきた思い出たちを手に取って
掃除の時間が1時間減ったときでは
部屋の状態も心を向けたエネルギー量も違うのではないだろうか。
掃除をすると決めた
2時間という【今、此処】に
心が向けられているときのほうが
目標を達成できる確率はあがる。
結果はコントロールできないが
確率だけはいくらでもいじることができる。
この言葉は私が昔先輩から教わった言葉だ。
これが掃除ではなく仕事の目標だった場合、
誰かとの関係性だった場合、
一番近くにいる自分との関係性だった場合、
自分自身はどんな選択をするだろう。
また、人は一日に約35000回
自分自身に質問していると言われている。
朝顔を洗うとき、SNSをチェックするときも
無意識に自分に質問をしている。
この回数を聞いて、私は35000回しか質問できないんだと思った。
35000回しかない質問の中で
今の自分には必要のないものは一旦手放して
より【今、此処】に必要な質問だけをしていきたい。
そのために日々セルフコーチングをして
自分自身としっかり対話し
行動に移したときに【今、此処】に集中できる自分でいたいと思った。
そうすることで、自分自身への質問力があがり
無意識の質問も在りたい自分にぴったりなものになっていくのだと思う。
よくいただくご相談のひとつに
目標や夢がない、
目標や夢がないからコーチングを受けていいのかわからない
といったものがあります。
目標は「夢」のような
いわゆるTHE目標と感じるものから
「夜は炭水化物を抜く」とか
「後20分たったら絶対にお風呂にはいる」のような
日常の目標など様々あると思います。
もし、目標がないと悩んでいるのなら
まずは自分がないと思っている、
手に入れたい目標とは何を指しているのか、
自分の中の辞書に書いてある目標という言葉を引きなおし
今の自分の言葉で自分に説明をしてあげてください。
他人の辞書と自分の辞書は同じ言葉でも
意味やニュアンスが違います。
定義を曖昧にせず
まず自分に説明することからはじめてみましょう。
今日もここまで読んでくださりありがとうございます😊
迷ったり、悩んだり、行き詰まったり
全てがハッピーなことだけではないですが
在り方、見方を変えることで
同じように感じる毎日も変わっていきます。
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