【前十字靭帯断裂の旅】2024年最終週!平泳ぎが「っぽく」なった手術後41週目
先週・今週と、ガン型電気治療を2回終えたわけですが、今週は、平泳ぎのキックの股関節の開き具合や膝の曲げ具合などが大きく改善しました。フォームだけを見ると、ほぼ健脚時に近いキックの姿勢が取れるようになっていると思います。しかし、細かい動きへの対応力や水を掴んで蹴る力がまだ戻ってきていないので、ハムストリングスや協調性の強化が課題というところです。バタフライのキックやバサロキック、クロールのキックなどについては、残念ながらまだ大きな変化を感じられていません。
泳ぎおさめ1日目は個人メドレーとキックの強化を目的とした2200m、泳ぎおさめ2日目は筋トレと有酸素運動後の体ほぐしを目的とした1000mのメニューでした。2024年はすっきりした体で終われそうです。
今週のリハビリメニュー
今週もガン型電気治療がありました。慣れたのかお肌が汗で潤っていたから刺激が弱く感じたのか定かではありませんが、先週ほど痛くはなく、叫ばずにすみました。しかし、軽く身悶えていたので汗だくにはなりました(笑)
マシーン:ヒップアブダクション(40kg×4)
マシーン:レッグエクステンション(左18kg:10回×3、左20kg×2、右23kg:10回×4、両脚15kg:20回×1)
マシーン:ワンレッグレッグプレス&ヒールライズ(左50kg:10回×1、左45kg:10回×2、右50kg:10回×3)
バー:ダブルレッグヒールライズ(20回×1)
バー:シングルレッグヒールライズ(10回×2)
バー:ピストルスクワット(10回×4)
バー:スクワット(10回×1)
ガン型電気治療+パッド型治療(10分くらい)
ウォール&バランスボール:ヒールライズ+ニードライブ(10回×2)
プライオボックス40cm:ダブルレッグジャンプ(10回×1)
プライオボックス20cm:シングルレッグジャンプ(5回×2)
2024年最後の自主トレメニュー
レッグエクステンション
レッグカール
ヒップアブダクション
ヒップアダクション
ロータリーヒップ
プライオボックス40cm:ダブルレッグジャンプ、ダブルレッグ3段ジャンプ
プライオボックス20cm:シングルレッグジャンプ
バー:シングルレッグヒールライズ
バー:レッグレイズバリエーション
バー:ピストルスクワット
ブルガリアンスクワット
ランジ
スモースクワットバリエーション
ウォール&バランスボール:ヒールライズ+ニードライブ
エリプティカルトレーナー
明日は大晦日!けがから始まった2024年を振り返る
2024年は1月末の左膝の前十字靭帯断裂の大けがから始まり、術前リハビリ、4月末の左膝の前十字靭帯再建手術・右膝のガングリオン摘出手術と入院、術後リハビリ、転院後リハビリと、ひたすら膝の違和感・痛み・不自由さなどに向き合いながらリハビリに励む1年でした。人生初めての車椅子生活や松葉杖生活を懐かしくも思います。
だからこそ私がはっきりと書いておきたいことがあります。
よく、「けがをしたから精神的に成長できた」みたいな話を耳にすることがありますが、私はそうは思いません。けがは最悪です。まず、大切な時間がごそっと持って行かれてしまいます。また、いくら筋肉は育つものだと知っていても、突然なくさざるをえない状況になってしまうのは、かなりいやなものです。
スポーツ復帰を目指すにはリハビリに励むしかないので前向きに取り組んでいますが、手術から約9か月が経過した現在も、まだ完全復帰できるイメージがわきません。以前は何とも思わずにしていた日常生活、ストレッチ、ヨガ、筋トレ、ウォーキング、スイミング、ハイキング、自転車乗りなどのあらゆる場面で「まだまだ全然だめだ」という不自由さを実感するからです。
今思えば、入院中や手術後3か月くらいまでは、手術後6か月後や9か月後のポジティブな回復イメージがありましたが、手術後に一番再建靭帯が弱くなるとされる4~5か月目を経験してからは、ポジティブな回復イメージはほぼ消え去りました(笑)
その代わりに、「相当長い時間がかかるんだ」という覚悟が生まれ、繰り返される日々の小さな絶望に耐える諦観力やポジティブなリハビリの根っこになくてはならない忍耐力が強化された気がします。まあ選手時代に培ったものが復活したのかもしれませんね。
2024年最後の通院リハビリ後に、久しぶりに大腿四頭筋の筋力の計測をしました。結果は、左58kg、右61kg。前回測った時から左右ともに約10kgアップしました。停滞時期を超えて伸びる時期がやってきたようです。めで鯛!2025年もこの調子で完全復活を目指していきたいと思います。