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"いってらっしゃい" そして、"おかえりなさい"


その知らせは突然だった。


この話を知ったのは職場だった。
職場に設置してあるニュース電光掲示板だった。

"入隊手続きへ"

いよいよか、ついに来てしまったか、と一瞬だけ呼吸も時間も止まった気がした。


もちろんいつかその時は来るだろうって覚悟はしていた。国の定めである以上どんなに延期をしても必ず履行しなければいけないということ。義務を果たすということ。

規則正しく生活する、入る部隊によってはとても厳しく訓練される、髪を短くする、約1年半から2年ほどはこの権利を行使しなくてはいけない。

あまりにも急だったから震えた。過呼吸にまではいかなくとも心臓がこれほどまでかと鼓動した。苦しかった。心の中では号泣した。
だけど、本物の涙は流れなかった。

泣かなかったというより、泣くことが出来なかった。
泣いたら私の想いはこれまでだったんじゃないかって甘く見られそうだったから。

泣いたら彼らを悲しませてしまいそうな気がして、気をつかわせてしまいそうな気がして。


もちろん話すまでもないが、彼らはわたしたちが泣くことを望んではいないだろう。
きっと私たちの笑った顔が見たいだろうし、わたしたちだって彼らの笑顔以上に大好きなものは無いから。


一番の救いは、この一文だった。

「2025年あたりにはBTSが7名でのグループ活動を再開することを希望しております」

その後は逆接続詞が続いてはいるものの、大まかな時期を見定めて発信してくれたことが何よりも嬉しかった。何よりも安心した。

だってこの決意は彼らが望んでいることなのだから。

2022年10月17日
あと2ヶ月と2週間で2022年は終わる。
2023年はもうすぐだ。

今年は特に時の流れがあっという間に感じた。
大学を卒業して、社会人になって半年が経った。
早かった。それくらい忙しく充実していたからかもしれない。

そんなことを考えていれば、2025年なんて
あと3年"も"ある、と考えるよりも
3年"なんて"もうすぐ、と前向きになれた。


7人全員を見れないわけではなく、
一人ひとり誰かはいないけれど、誰かの頑張ってる姿は見ることができる。

3年間会えずに終わろうとしてるけれど、次の3年間だってきっとあっという間に終わってるんだろうなあ。
これだけ「好き」という気持ちを募らせてまでも毎日過ごしてきたんだから、3年後の今頃だってもっと「好き」な気持ちが溢れて、彼らのことを応援しているのは、これだけは確信を持って宣言できる。

抱えきれないほどこの10年でたくさんの愛を貰ってきたからには、今日も明日もそして3年後まで、と言わず何十年後も、彼らがステージをおりるその瞬間まで、私は彼らに沢山の愛と感謝を届けたい。
そう強く思いながら、彼らを信じています。


心の準備という期間を用意していただいた彼らのことを私たちは笑顔で見送ってあげよう。

だって7人が大好きだから。

どんなに受け入れられなくても、悲しくても、辛くても、
「いってらっしゃい」というその一言で背中を押してあげることが、今私たちにできる最高のサポートなんじゃないのかなって。
私はそう思っています。

そして確実とは言えないけれど、3年後もしくはついに再会できるその日には、
笑って「おかえりなさい」を言えるように。


なんだかまとまりの無い拙い文章をつらつらと書いてしまったけれど、
どんなときもお互いに支え合って、信じていよう。

この言葉をいま、7人につたえたいです。
言葉では表しきれないほどに大好きという気持ちを込めて。


ジンくん、きっと大丈夫だから。
お互い健康に気をつけてまた笑いあおうね。
ずっとずっとだいすきです。


最後にひとつ言わせてください。



防弾少年団、愛してる!!!!!!

#BTS  #防弾少年団 #방탄소년단