韓国の映画館で映画をみたときのこと
朝起きて韓国にいることに少しずつ慣れてきました。
今は桜が満開で綺麗です!
先日、韓国にきてから初めて映画館に行きました!
なんだか幸せな気持ちになったのでノートに残します〜!
週末にかけて2本、
最初に観たのは『고양이들의 아파트(猫のアパート)』でした🐱
『고양이를 부탁해(子猫をお願い)』のチョン・ジェウン監督の作品です!
日本で観てペドゥナが演じるテヒにすっかり恋してしまいました。
細かい所作を写すカットが印象に残っていて、韓国映画の中でも特に好きな映画です。
ホンデにあるインディースペースに行ったのですが
なぜか3000ウォン(300円くらい)でした。何の割引だったか聞き取れなかった。なぜ…? 今はだいたい1000円前後が多いです。
取り壊される団地に住みついてしまった猫の保護活動をしている女性たち、猫たちについてのドキュメンタリーで、猫をとにかく丁寧に追う、追う、追う。女性たちの冷静な、寂しげな様子が記憶に残りました。
字幕がついていて助かったものの、もちろん100パーセントは分からず字幕に目が行っちゃうこと自体もったいない気がして、もう一度みたいです…!
2つ目は是枝裕和監督の『幻の光』。
イスにあるアートナインというところで、是枝裕和監督、黒沢清監督、北野武監督、河瀬直美監督らの日本映画特集をやっていたんです!
私のまわりの韓国人の友達に日本の好きな映画を聞くとだいたいこれらの監督か、岩井俊二監督の名前が出てきます。それか最近はもっぱら濱口竜介監督の話題!
日本で観れる機会がなくて、韓国にきてやっと観れました。笑
暗い部屋に差し込む窓からの光が繊細で物凄く綺麗で、映画館で観れてよかったです。
映画を観てる最中、韓国の映画館で、韓国人の横に座って、韓国語字幕のついた日本映画を観ていることに不思議な感覚になりました。
文化が違う人たちと同じスクリーンを共有してることが嬉しくて、ドキドキしたり、どこか安心感もあったり。映画館で映画を観ることってこんなに幸せなことだったのか!と実感しました。
韓国に来て一番癒された時間だったように思います。
この感覚はずっと大事に取っておきたいです。
最近映画を勉強している韓国人の子とスタディを始めたのですが、
(カフェなどで一緒に話して勉強する文化で、私たちは同じ映画をみてその映画について話そうと思ってます)
その子も日本の東京国際映画祭で韓国映画をみたときに似た感覚になったと話していて、それもまた嬉しくなりました。
韓国にいる間、たくさん映画館に行こうと思います!
また今度。