若者の投票率1%を下がると、7.8万円損してる#130
投票に行かないだけ7.8万円も損する
最近、市議選に立候補した方とお会いする機会がありました。
その方は30歳で、政治参加をされている方でした。
深くお話を聞かせてもらっていると、
若者の政治参加と、予算の割り振りなどについて色々と勉強させてもらいました!
そこで、1つ面白いデータを教えてもらいました。
若年世代(49歳以下)投票率が1%下がると、7.8万円損する
これは、東北大学大学院経済学研究科の吉田浩教授のグループが、独自に出した試算の結果、7.8万円損すると示していました。
その7.8万円の内訳の中身を探っていくと、大きく2つの要素で説明されていました!
国債が発行されやすくなる
若年世代の投票率が低下すると、将来負担になる国債の発行が、
増税よりも選択されやすいそうです。
その結果、予算を捻出するために国債が発行されやすくやすくなります。
そして、計算してみると投票率1%の低下で、
1人当たり約3万1590円分の国債が新たに発行され、若年世代の負担が増す
という結果が示されていました!
社会保障などの分配
次に、
年金や医療費など高齢者に配布される支出と、
児童手当など若者世代へ配分される支出の「差」を調べてみると、
若年世代の投票率が1%下がると、
若年世代向けの支出と高齢者向け支出の差は約3万72円拡大する
という結果が示されていました!
※違う記事では、
現役世代と高齢者での支出の差は15倍
またある記事では
払った税金に対して90歳世代は+約2600万、0歳はー約2660万円の公共サービスが受けられる。(0歳は2660万円損している。)
などの指摘されていました。
もらい過ぎていると感じている方もいる
ただ、ここまで聞くと、
高齢者を支える現役世代の数が減るから、一人あたりの支出が増えているのでは?
考えられると思います!
(2010年:高齢者1人に対して現役世代 2.8人。
2055年: 現役世代 1.3人。)
実際にそれもあると思っています!
しかし、市議選に立候補された方から話を聞いていると、
戸別訪問して挨拶している
高齢者のうち、4人に1人くらいの割合で、
社会保障とかを自分たちの世代がもらい過ぎている
と感じているようです。
ならば、もう少しこの分配の差を埋めてもいいじゃないか?
と、私も感じました!
おわりに
正直、どうしても働き盛りにお金が高齢者の方に分配されていくのは仕方のないことだと思います!
けれど、もう少し支出の差が縮まってもいいのかな?
と思いました!
そして、そのために、自分の損をなくすために、投票に行ってほしいって思いました!
(誰に入れるのも個人の自由)
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!