【超不健康】メンヘラJKブロンダイエット日記

痩せたい。そしてかわいくなりたい、かっこよくなりたい。モテたい。自信を持ちたい。

女性、男性、老若男女問わず1度は考えたことはありませんか？

周りに痩せたいといえば全然太ってないよ、私の方が〜だとか、言われたことありますよね？

世界的に見て日本人やアジア人の肥満率は低いと言われていて、事実街中で目を引くほど太っている人は滅多に見かけません。

私も平均体重以下ではありますが、それでもやはり痩せたいものは痩せたい。痩せた方が服が似合い、雰囲気もすっきりとして好印象を持たれやすいからです。

あと顔のむくみが減ると表情にメリハリがつき美しく見えます。

そんな理由様々で私も日々食事制限、キントレにランニングなどダイエットに励んでいたわけですがやはり効果はなかなか現れない。

停滞期の壁、優しい祖父母の誘惑、断れない性格。体重の変動は一切現れませんでした。

自制心がないのだと落ち込む日もありました。

しかし、いつものようにTwitterを流し読みしているととある言葉が目に留まります。私の諸悪の根源はTwitterです。

「ブロンは痩せる」「ブロンダイエット」

さて、ブロントはなんぞや？

調べてみればブロンとは市販されているかぜ薬(咳止め)の一種で、接種量は通常大人で3,4錠ほどですが、それを上回ると(いわゆるOD)

含まれる成分の影響で軽いトリップ状態、そしてなにより、強い食欲不振などの作用が出るとのこと。

元から自分の体を顧みない私は何がなんでも痩せたかったので、手を出しました。

某ドラッグストアで買いだめしようとレジへ2.3箱空き箱を持っていくと1人1箱までだと注意を受けました。恐らく私のような目的の人を減らすためでしょう。

1箱約1300円。深夜の2時ぴったり、家族も寝静まった頃じゃらじゃらと瓶から錠剤を流しだし、まずは通常の4倍、12錠ほどを飲みました。

糖衣錠なので味は甘く、抵抗感はありません。トリップ状態を少し心待ちにしながら、机に伏せて軽く目を瞑りました。

しばらくした頃、ふっと意識が覚醒する感覚が現れうっかり眠ってしまった、どれくらい時間が経ったかと慌てて時計を見ます。

この時点で体に異常が起きていました。

薬を飲んだのが深夜2時きっかり、今は2時15分。体感だと3時間は眠ったつもりなのでびっくりしました。

トリップが始まっているのだと、わけも分からず(おそらく確かめるため？)私はもう一度机に伏せて目を瞑り、うたた寝しました。

再びはっと目覚めて今度こそ朝かな、と時計を確認します。2時18分。3分ほどしか経過していません。

これはやばい！楽しい！とハイになり本当に朝になるまで何十回とその流れを繰り返しました。

肉体はほとんど眠れていないと思います。

朝になると気分も落ち着き、何をしていたのかと恐怖心を覚えつつ、コロナの影響で外出自粛中なので本を読んだり、ゲームをしたりといつも通り過ごします。

昼になり、母の洗濯物を手伝います。その後やはり眠たくなって昼寝をしました。

飛んで夜、夕飯時。母のご飯だよー、という呼び掛けではっとここで気が付きます。

朝から米一粒どころか水1滴すら口にしていません。

それに気づくことすらないほど、ブロンの影響で食欲は無くなっていたのです。

これはすごいぞ！とそのまま3日ほど連続で続けたところ、(流石に頭に栄養が行かないと生活に支障をきたすため、最低限のものを口にしつつ) 

164cm、56kg近くあった体重が52kgまで減少していました。

筋トレやストレッチも同時並行で行っていたのもあるかと思いますが、絶大な成果です。

しかし結局は無理やり脳の神経を変にして、平気だと狂わせてみただけの錯覚。軽く栄養失調になりました。

ブロンダイエットは痩せる、は事実ですがやはり不健康かつ大切な体を粗末にする方法なのであまり推奨致しません。

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＊ちなみにこの記事は恐らくブロンで軽くトリップしていた時に書いた、下書き保存でのこっていたものです。