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介護保険とケアマネ

介護保険申請書を用意する

なんとか無事に引っ越しを終えて(引っ越し前後でアホみたいにトラブルあったけど、そこは割愛)ばあばは私と同じつくば市民になりました。
一息ついてから私が考えたのは、よく聞く単語「ケアマネ」ってやつを付けてほしい。
介護のこと全然わからないけど、大体何調べてもケアマネを窓口にして動くっぽい。
どうもケアマネという存在は、日々の暮らしをどう支えていくかを一緒に考えて、色々と計画したり手配したりしてくれる模様。
ありがてぇ、頼らせてほしい。全力で頼らせてほしい。
しかしケアマネとの契約を行うには「介護保険の認定」というのが必要ということが分かった。
介護保険って、その人に支援や介護が必要って認定を受けないと使えないっぽい。
当たり前と言えば当たり前だけど………面倒くさっ!!

そんなわけで介護保険の認定を取ろうと思ったのが1月。
介護保険の認定申請は、自治体のHPから申請書をダウンロードするところからスタートです。
「自治体名 介護保険申請書」で検索してもいいし、市役所に行くのが大変じゃなければ窓口で直接貰ってきてもいい。
で、この記入をしようとして私は最初の問題にぶち当たりました。

主治医

そんなものはいない。
ばあば、ちょっとびっくりするほど病院行ってなくて、かかりつけ医が元々いなかったし、転居したから当然どこも馴染みが無い。
でも介護保険を申請するにはどこかのお医者さんに意見書を書いてもらわなくてはいけない。
えー……面倒くさっ!!(2回目)
どこ行けばいいの?内科の疾患とか無いんだけど?
とりあえず脚が悪くて歩くの大変だから整形外科にでも連れていくか、と連れて行ったのが1月の終わり。
介護保険の申請をしたい事、転居してきたばかりで通っている病院が無い事、転居前も内科でかかっている病気が無いことを伝えて、介護保険の主治医の意見書欄をお願いできないか?と相談しました。
いいですよ、と快諾いただいて一安心。
これで申請書の主治医欄は埋められるわ!!

訪問調査がくる

介護保険申請書の主治医欄には先日OKを貰った整形外科を記入して、市役所に申請書を提出しました。
多分2月の1週目には出してると思うんだよね。
で、次のフェーズは調査員による訪問調査。
本人の様子などを直接見に来て、本当に介護や支援が必要かをチェックしていくそうです。
ここで本人がはり切っちゃってええカッコして、介護度が低く出ちゃうことが多いっぽい。
わかるー。本人は何も問題ないとか言っちゃうし、なんかその日は調子よかったりするよね。
修理依頼した時だけ正常に動く家電か…。

私の記録によると、訪問調査が来たの3/23だったようです。
何でこんなに先延ばしになってたんだろう?市役所忙しかった??
もう私の記憶も残ってない。申請書の提出から1ヶ月以上かかってるのね…。
3月の終わりに訪問調査の人が来て少しお話をされて、実際に介護保険の認定が下りたのが4月中頃でした。
だいたい訪問調査から認定が下りるまでは1ヶ月くらいかかるらしいからここは妥当。

包括支援センターに相談

無事に認定が下りたので、介護保険証片手に包括支援センターに相談へ。
ここで「ケアマネ紹介してほしい!」とお願いしました。
これが4月の終わり。なんせ私は普通に仕事してるもんで。
コロナ禍以降、水曜休みの週休3日に変えてもらってるけど、水曜しか動けない&水曜だって自分の外せない用事が入ることがある。
なんだかんだで申請や手続きを進めるのはなかなか大変。
ケアマネの探し方とかわからないし、包括支援センターに丸投げです。
いい人紹介してください、見つかったら電話ください!!

GWが明けた後、契約が出来そうなケアマネさんが見つかったんで、顔合わせしましょうと連絡が来ました。
ケアマネさんと合わなさそうな場合は他を探すことも出来ると言われたけど、最初に紹介してもらったケアマネさんから今のところ特に変えたいほどの不満も無いのでずっとお付き合いしています。
鈴木さーん!!いつもありがとー!!お世話になってます!!
5月中頃、包括支援センターで顔合わせして、後日本人立ち合いの元で契約する為にばあばの家に訪問するという事で話をまとめ、その時に福祉器具のレンタル屋さんも紹介してもらうことで話が決まりました。
怒涛の勢い。

福祉器具めっちゃすごい

6月、ばあばの狭いお家にケアマネさんと福祉器具のレンタルさんと私と…とぎゅうぎゅうに詰まりながら顔合わせして契約です。
福祉器具のレンタル、私はこの時まで全く知らなかったんだけど超安くて超便利なの、びっくり。
シルバーカートとか、トイレの手すりとか、玄関の手すりとか…介護保険適用で月額数百円でレンタルできちゃう。
シルバーカートなんて使ってる途中で合わなくなったら別のに変えられる。
自腹で数万円出して買うより全然いい。
月額数百円だと、数万円払うまでの年数より寿命が先にくるわよ!
トイレの手すりも凄い助かるやつで、便座から立ち上がるのにどうしてもウォシュレットの操作部分に手をつきがちだったのが、手すりがあることで本人も楽だし、トイレが破損する心配もなくなる…ありがてぇ。
ばあばの家には付けてないのですけど、私の実家では昨年父親がまともに歩けなくなり、めちゃくちゃ渋られながらも介護保険認定をするようにゴリ押しして、自宅の階段に手すりを付けてもらいました。
この工事費が1割負担だったんだけど、工事費見積が5万で本人負担は5千円と報告を受けて目を疑ってしまった…。
突っ張りポールとかじゃなくて、ちゃんと壁に付けられてて、ぜんぜん安っぽくもないしっかりしたやつ。

実家の階段

両親は「階段に手すりなんて要らない、玄関の段差を補助する手すりだけでいい」というスタンスだったけど、とにかく見積だけでも聞いてみて!!とごり押しして良かったよ。
戸建てのお家、みんな手すり付けてもらった方がいいと思うの。

その他に利用したもの

福祉器具レンタル以外で私がスポットでお世話になったのは、つくば市社会福祉協議会さんがやってる、車椅子の無償レンタル。
これは介護保険が認定されるまでの繋ぎだったり、普段は利用していない人が怪我とかでスポット的に使用したい場合にお借りできるもので、事前申し込みとかも不要で、直接行ってお願いしたら借りれました。
こういうの他の自治体でもあるのかなー??
市の福祉系の情報ページを見てる時に見つけたんだけど、市役所の管轄ではないので市役所の人はきっと良く知らないやつ。
社会福祉協議会は多分全国どこでも存在するので、ここの情報も調べてみるとお役立ち情報がある場合があるっぽい。
ぜひ見てみて欲しい。何も無いかもしれないけど。

介護に限らず、行政の支援やサービスは本当に分かりにくいし何があるのか全然把握できないし、窓口行くだけでも消耗するし、イーッ!!!!てする事ばかりで本当にストレスがたまる一方でした。
この頃よく、「肉だ!!肉しか私を救えない!!」と焼肉食べたりしてました。
焼肉は偉大だな!


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