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【デジLIG】第三回リーダーズ講座に参加しました。

こんにちは。デジLIG卒業生のハルです。

今回は第三回のリーダーズ講座について。もう三回目なんですね、早い…
三回目の講師は株式会社SHIFTBRAINのプランナー / コピーライターとして活躍されている浦川さん。

個人的に、参考サイトでも「あ、いいな!」と思うとSHIFTBRAINさんのことが多かったのでとても楽しみにしてました。

浦川さんにインタビューしているLIGさんのブログはこちら

ぜんぶあなたが決めればいいということで、色々と教わりました。


01.なぜ言葉にするか

突然ですが、私は言語化が苦手なんですよね。コトバ、と聞くと「うぅ」となってしまうんですけれども浦川さんの講義はとても聞きやすくてびっくりしました。なぜ聞きやすいのか、は後述で。

抽象的なことも具体的なことも全て言葉に置き換えて伝えることでクライアントもその先が見えてくる。
「まだよくわかっていないもの」
「課題があるけどそれが具体的になんなのかわからない…」

「そもそも言葉とか何…曖昧…なんだろう…」

となった時、大切なところを捉えて共有することが大事とのこと。
中心を捉えて形にする。

もやもやしている抽象的な概念や感情を誰かに伝わりやすくするために言葉にする。

もちろん中心を捉えて形にし、言葉にするので、言葉は何かを切り捨てることになるけれど、誰かと分かちあうためには必要なこと。
そしてこの誰か、とは自分自身だったりもする。言葉にしたときには占めて自分が気付くこともあるかも…と。

言葉とは凄く、そして重要ですね。言葉にすることによって見えてくるものって、きっと色々あるんだなあ、と感じました。


02.あなたというブランドを言葉にする。

こちら、今回の講座の課題でした。

・エピソードを書き出す。
・エピソードからキーワードを創出
・キーワードから生み出される情緒
・生み出された情緒を選び、まとめる
・3つのグループにわけ、グループに名前をつける

そして最終的にはそのグループごとに既存デザイン、ビジュアルをつけて、それらのトンマナから好きなものを作る。

エピソードはまあまあ書き出せるんですが、そこからのキーワード、さらに情緒が難しい。

情緒はみんな結構躓いている雰囲気でした。浦川さんも「なんでその言葉を選んだのか」を悩んでいる方に聞いていました。

なにごとも「なぜ?」を考えるの大事だなあ、と。当たり前なんですけど。

最初のエピソードって本当バラバラで、私は「意外とテンション低い」「イラストが好き」「周りの環境に感謝している」とか出していて(これ纏まるんか…?)ってなっていたんですけれども、それが意外と纏まりびっくりしました。

最終的に「Dream」「Action」「Quiet」になっていました。「Dream」は「shine」でも良かったかも。キラキラ輝いている中にDreamも入っているので。

そして、最終的に好きなものをつくる課題の際に浦川さんは「課題はあまり悩まない」と。

「創る自分と評価する自分は同時並行していて、評価する自分が上に立ってします。でもそんなことはなくて、作っていくからこそ評価が得れる。手を止めない、悩まない。敢えて悩まなくていい。直感で動くことはいい。手を動かし、自分らしいものを作る」と仰っていました。

創る自分と評価する自分は同時並行…た、確かに!という気持ちになりました。


03.課題を作るにあたり

課題作成のためのアドバイスもくれました。

1.三つのワードが思いつかない!

中心を客観的に捉えられていないとのことです。他のグループとの差分確認をして特殊性の把握を行い、どんな機能を持っているのか知ることでワードが思い浮かぶ。

2.リファレンスが思いつかない

表現したいことの幅を規定しすぎてしまっている。直感を信じて選び、あとから精査していく。探す作業が広がるのはむじろいいことでチャンス!だとおっしゃっていました。

3.三つのグループを作ったものを落とし込めない

3つを分解して、ひとつのものを作って見る。「レイアウト」「配色」「フォント」などに分解し、しっくりこなければ入れ替えたり。
「なんとなくいいな」と思ったら言語化を行ってなぜいいかをきちんと考えること。

分解、なるほど…となりました。全部一緒!と考えるから難しく感じるけど、レイアウトはこれ、配色はこれでフォントはこれ…と考えればパズルみたいに出来上がっていくな、と思いました。

04.質問から学んだこと。

少し厳選させていただきますが、自分的にためになった質問と回答を。

1.「具体的」から離れるには

規定しない。抽象的に考えて抽象的なことを考える癖をつけること。
考えることが具体的になりすぎている時、脳の中に具体的が足りていない。
普通なことしか思いつかない時ほど、インプットが足りていないのでどんどんピックアップして手にとり、そのあとに精査する。

ここまで「精査」という言葉、何回か出てきています。

急に具体的なことにたどり着かないんだな、と思います。
色々と集めて集めて精査して言葉にしたときに具体的、が生まれる感じですかね。

2.プレゼンについて

これは私が今回(今回に限らずリーダーズ講座は凄く頭に入ってきやすい)聞いていて「???」とならなかったのはそういうことか!となりました。

浦川さんは本当に考えていること、自分で思っていること、使っている言葉を使う、を心がけているようで、業界用語は使わないそうです。

これは自分の中で落ちていかないし、距離が出来てしまう。一番伝わりやすいのは普段の言葉だから、と。

そして常日頃から本当によく知っていることは簡単に話せる。
簡単に話せない時は理解していない時なので調べなおす。
背景の難しいことを理解して、簡単に話せるようにする。

これは身に覚えがある、というかオタクなら誰でも身に覚えがある。

推しの話するとき饒舌になるのはこのことか。

そして就活でもよく思う。自分のことだからといってなんでもわかるわけではなくて。自己分析しっかりして自分のことよく知らないと簡単に話せないんですよね。


05.最後に、なぜあなたはモノをつくるのか?

最後の問いでした。浦川さんは「人間を肯定することなのかもしれない」とおっしゃっていました。

人間とは最初は自分だけかもしれないけれど、誰かのために何かを作り続けているとその輪はおのずと広がっていく。

素敵。

私もなぜモノを作るのかなあ、とよく考えます。

私で言えばデザインだけでなくイラストやLive2D、あとはちょっとしたモノを置きたい棚とか…何かとモノつくりが好きなのですが「自分の生きている証をこの世に残したい」という気持ちは幼い時からずっとありました。特にSNSが発達してからは自分の作りだしたものへの評価が付きやすくなって自己肯定感もあがり、生きていく糧になるような。何かを作り続けてないと、多分自分は駄目になる人間だと感じます。

デザインを学んでからは対相手がいるので「証を残しつつ、相手のため考え形にして力になれるなら、それは凄く素敵で幸せなことだな」と思います。少しポエムになってしまった。

とはいえ言葉にするにはまず言語化必須…。苦手だ~なんて言ってないで日々精進、頑張ります。

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