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ロンドンに順応

少し前に、大学卒業後 一度も会っていなかった友人と久々にロンドンで再会した。
話をしてすぐに「なんか・・・すごいロンドンに馴染んでるね」と言われた。

これにはとても驚いた。

日々、公共交通機関の遅延、ストライキ、物価の高さ、悪天候、見事に壊れていくガス・水道・電気といったライフライン、衛生管理、電車の中がすんげえ体臭、ちょくちょくある人種差別・・・などに苦しめられているからだ。

正直なところ、ロンドンの生き辛さを挙げればキリがない。

それでも、ロンドンのことはどうも嫌いになりきれない。

この生き辛さを受け入れて「そういうものだから」と笑い飛ばせることができている。そもそも、怒ってもどうしようもないことが多すぎて、怒ることすら無駄!ということに気付いてからとても楽になったと思う。

純粋にいいな、と思う部分は、頻繁に「Sorry」と「Thank you」を言う文化。無視されても何も思わないけど、相手への配慮がないとその言葉は出てこないと思う。

あとは交通機関での高齢者や子連れの人を率先して助ける人の多さにはいつも感心する。優しい人が多いよね。

2024年はロンドンの「良い面」をたくさん見つけていく1年にしていきたい。

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