バターとグラニュー糖でカラメルマジック!?
こんばんは
なんとか週1更新ができていることに、すこし達成感を感じています。
前回はハンバーグの豆知識を投稿しました。今回は「バターとグラニュー糖でカラメルマジック!!?」です
自分が出店で提供しているラスクにもこの技術を応用しています
それではご覧ください!
はじめに
お菓子を作るときによく出てくるグラニュー糖とバター。
この二つはお菓子作りには欠かせない材料の二つ。そんな二つを少し詳しく見ていきます。
グラニュー糖(ショ糖)
よく目にするグラニュー糖。上白糖とは違い純度の高いショ糖を主成分とします。加熱すると糖が分解し、複雑な風味や香ばしい香りを持つカラメルが生成されます。
バター
バターは、料理にコクとリッチな風味を加える食材です。
バターが持つ乳脂肪は、料理に滑らかさや香りをプラスできる優れもの。
また、バターの中の水分は蒸発することで料理に独特の軽さや膨らみが生み出します。
二つの特徴を理解した上でバターとグラニュー糖でつくるカラメルマジックについてみていきましょう!
カラメル化とバターの相互作用
カラメル化反応
まずはカラメル化についてです
グラニュー糖を加熱すると糖が分解し、風味豊かなカラメルが生成されます。このカラメルを活用することで、キャラメルソースやブリュレのような風味豊かなデザートを作ることができます。
カラメルにバターを加えると!?
バターをグラニュー糖を溶かしてつくるカラメル化に、このカラメル化反応を安定化させます。また滑らかな口当たりをつくり、バターの油脂分が加わることで、風味がまろやかになり、カラメルの苦味を和らげます
バターに含まれる水分と油脂分がカラメルに作用し、まろやかで風味の良いカラメルを作り上げます!これがカラメルマジックの正体!
グラニュー糖とバターを使ったレシピ
グラニュー糖とバターを使った代表的なレシピを紹介します!
どれも簡単に作れる料理ですのでお勧めです。
1. キャラメルソース
キャラメルソースは、グラニュー糖を溶かしてカラメル化させた後、バターを加えて風味を調整する定番のソースです。
材料:
グラニュー糖 100g
無塩バター 30g
生クリーム 100ml
作り方:
1.鍋にグラニュー糖を数回に分けて入れ、液状になるまで弱火で加熱しカラメルを作ります。
ここでワンポイント!
グラニュー糖を分けて入れるときの2回目以降投入するタイミングの目安は前に入れたグラニュー糖が溶け切ってから。
数回に分けて入れるのはフライパンに入れたグラニュー糖が溶け切る前にフライパンに接してるグラニュー糖焦げてしまうの防ぐためです。
2.その後、火を止め、バターを加えて混ぜます
3.最後に生クリームを少しずつ加えて滑らかに仕上げます。
このキャラメルソースはアイスクリームやケーキのトッピングに使うと最高です!
2. アップルパイフィリング
グラニュー糖とバターで作るリンゴのフィリングは、アップルパイやクレープの中身として大人気です。
材料:
りんご 2個
グラニュー糖 50g
バター 30g
シナモン 少々
レモン汁 少々
作り方:
りんごを薄くスライスします
グラニュー糖をキャラメルソースと同じ要領で溶かしバターを加えます
リンゴを加え、柔らかくなるまで弱火で火を入れていきます
最後にシナモンパウダーを加えて味を調えたら完成です!
アップルパイを作るときなどに作ってみてください。
カラメルマジックのポイント
カラメル化では、弱火にし焦げすぎないように低温でじっくり加熱することがポイントです。
また上記のようにグラニュー糖を数回に分けて入れることで焦げ付きやムラを防ぎます。
これをすることで、風味とコクのある料理に一歩近づきます!
最後に
グラニュー糖とバターを使った料理は、シンプルな材料でありながら奥深い味わいを生み出します。これがカラメルマジック。
糖のカラメル化やバターの脂肪分の溶出が奥深い味わいを作り出します
ぜひ、この記事を参考にこれらのレシピを試して、カラメルマジックを楽しんでください。
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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
またお会い出来たら嬉しいです。