田舎の人は生まれた時からインフルエンサー説
やや、ポジショントーク気味になってしまいますが。
最近、五木村で日常生活を過ごしていたり、会社で新しい事業を始めたりすると「田舎の人は生まれた時からインフルエンサー」。なんじゃないかと思い始めてきました。
よく、地方創生とか田舎暮らしの文脈の中で「日本の原風景」「昔ながらの暮らし」が田舎には残っていると言われることが多くあります。それは、いい方の視点、捉え方であって、その反面は「田舎は遅れている」「不便である」という視点、捉え方です。
自分もそういう捉え方をしていた面もあるのですが「田舎の人は生まれた時からインフルエンサー」なんじゃないかと思い始めてきました。
今の時代、新商品や新規事業を始めたらSNSを使って広めていくということが基本になってます。youtuberなどのインフルエンサーと呼ばれる人たちがプロデュースしたものが売れるという「個」の発信力の時代で、ここで必要なのは自己プロデュース力です。
そして、田舎で事業を始める時も一番大切だな感じることは「誰がやるか」です。
そう、結局はどっちも大切なのは「誰がやっているか」。
田舎は人と人との距離が近いので村の人はほぼ誰でも知っているし、「いいこと」や「悪いこと」をすれば、すぐに広まります。これを見ていると「見られている」ということ慣れているなぁと感じることが多くあります。インフルエンサーというか、育っていく中で結果として影響力を持ってしまうといった感じでしょうか。
良い面だけを切り取らず、悪い面も見られているからこそ、「誰がやっているか」が大切で、その結果オンラインツールを使わずともすぐに広がります。
SNSは、オンライン上で人と人が繋がれるコミュニケーションの手段です。それが発展した結果、どこにいてもたくさんの人と繋がれるようになりました。いい面だけが切り取られることが多いSNS。その中でも一過性ではなく残り続けるものは「しっかりとした考え」や「人となり」が信頼できるものだと思います。
これからの「個の時代」。
SNSのツールはまだ使いこなせなくても、田舎で育った資質が生きてくるかもしれない。そう思うのです。