本屋の旧ジャニグッズ在庫処分セールの風景
実家から車で15分くらいのところに、ショッピングモールがある。そんなに混んでないので気軽に行く。散髪、宝くじ購入(連番、10枚)、ビヤードパパのシュークリーム購入又はミスドのドーナツ購入、食事、例えば大戸屋のテイクアウト、パソコン部品購入などなど、非常にお世話になっているショッピングモールだ。たまに有名なお笑い芸人や猿回しの猿がやってくるような愉快なショッピングモールだ。
私はショッピングモール内にある本屋によく立ち寄る。ここの本屋の専門書の蔵書は素晴らしい。家近くのレンタルビデオ屋が併設された本屋とは比べ物にならない専門書の蔵書量だ。ここで、私は結構、専門書を購入した。マクマリー有機化学(上)とか。この本屋は結構お気に入り。
今回も、いつもの如く1人で寂しくショッピングモールに向かい、その本屋に立ち寄った。(誰か一緒に来て欲しいくらい。)入口に特設コーナーが用意されている。具体的な特設コーナーのテーマ表示はなかったが、グッズを見る限り、私がテーマ名を付けるならば、こうするだろう。「旧ジャ二グッズ在庫処分セール」。今や、”旧ジャニ”などと言えば、あのクソジジイの性犯罪が頭の中をよぎる。本屋の担当者は特設コーナーのテーマ名をうやむやにしているが、懸命な判断だ。旧ジャニなどと書けば、SNSで炎上する??
旧ジャニ所属の有名イケメンアイドルの顔が貼り付けられた型落ちのファイル、うちわ、カレンダー、絵葉書など、多くのグッズがカゴに所狭しと埋め尽くされていた。その周りに群がる人はそんなにいない。居ても大抵私みたいな冷やかしだろう。小学生女子とその親が物色していたものの。小学生には、旧ジャニの創設者が何をしたのか理解していないのだろう。無邪気にカゴ内を物色していた。
ここに記載することが憚れるような性犯罪の舞台となった旧ジャニ。そのグッズを、いまだに販売して利益を得ようとする企業の考え方にぞっとした。本来であれば、焼却すべきグッズだろう。アダルトビデオの在庫処分セールといい、この国の資本家は金の為なら性的人身売買業者を活用する事を躊躇わない。日本の資本家の本性を垣間見た。