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超子ども嫌いな私でも、出産したら子どもを可愛いと思えるようになった話


私は筋金入りの子ども嫌いでした。


妊娠前は、電車やスーパーで少しでも愚図っている子どもを見ると、
「子どもってうるさいなぁ…お母さん大変そう…。」
「自分がお母さんの立場だったら絶対嫌だ。」
と思っていましたし、

学生時代の保育園実習では園児との関わり方がわからなくて話しかけることもできず、一人でブロックを積み上げて時間が過ぎるのを待っていました。



それが今では、

愚図っている子がいたら「あら~何が嫌なの~!」くらいのスタンスで、温かい目で見守ることができるようになりましたし、子どもと関わることが得意だと気が付いて、保育士資格の取得を目指しています。


人間、自分がその状況に置かれた時でないとわかりませんよね。


子ども嫌いだった私が出産して、2年と9か月が経ちました。

もうそんなに経つのかと、生まれたての分娩室での出来事が蘇ります。

生まれたての赤ちゃんって、どんなイメージですか?
「お猿さんみたいだった。」
なんて言葉よく聞きませんでしょうか?
私は赤ちゃんを知らなすぎる故、この言葉しか、赤ちゃんに対するイメージが無かったんです。
だから出産して初めて我が子に会った時、一番初めに出た言葉は「可愛い…!」でした。
小さすぎる手足、短いながらも生えている髪の毛、一生懸命息をしているお顔、その全てが愛おしくてたまらなかったのです。


それまで感じたこともなかったけれど、母性ってちゃんと私にもあったんだな、と思いました。

自分の子どもの可愛さは別次元級なので、「自分の子どもを可愛いって思えるかな…?」は愚問ですよ。


***

産まれてから今日まで、娘は教えてくれました。

子どもは、一生懸命成長しながら生きていること。

お母さんが、(お父さんも)大好きなこと。

この2つを、本当の意味で知ることができたので、

「気を付けてね」って声をかけた直後にお茶をこぼされたって、「おもちゃが欲しい」とお店で寝転がって泣き叫んだって、夜中に何度も泣いて起きたって、可愛いと思えます。

子ども嫌い故、子どもに対する期待値がゼロだったので、「私の思い通りにいかない状況が当たり前」と思っていたのがよかったんだと思います。

ある程度子どもを知っている人なら、「いい子」が当たり前になっているイメージがどこかにあるかもしれません。

期待値が低いという点は、子ども嫌いの、数少ないメリットのような気がします。

子ども嫌いにも、子育てをする上でのメリットが意外とあるんですよね。

私が感じるメリットを、また更新したいと思います。



***


私は、「子育てと仕事の両立に悩む人」をサポートしたいと思っていたのですが、最近より狭めたターゲットを見つめています。

「妊娠・出産のライフイベントに悩んでいる人」です。


子どもの有無で、人生の幸せが決まることはない思います。

でも、

「今の自分の生活で子どもなんて育てられない」
「仕事が大好きだから子どもなんて考えられない」

って思う女性の心の中に、実は「子どもが欲しい」という気持ちがあって、葛藤している女性って多いと思うんです。


子どもに関する話はセンシティブですし、親しい友人や家族ですら本心を話すことができない人もいるかと思います。

第三者のカウンセラー相手に、本心を言葉にして、グルグルモヤモヤする思考を整理させてもらって、明るい将来を描くお手伝いをさせて頂きたいんです。


どうしたら、そんなモヤモヤを抱える女性達と繋がれるのか毎日考えながら生活しています。


早くサービスを確立して、noteでも報告できるように頑張ります。



ここまでご覧いただきありがとうございました!









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