甲状腺の手術から半年(写真注意)
去年5月下旬の健康診断で甲状腺のしこりを指摘された。7月20日に甲状腺左葉切除をした。それから早いもので半年経った。
一昨年11月に右乳房を全摘し、女性ホルモンを下げる治療にも慣れてきたタイミングに告知。
ホルモン剤の副作用で気持ちは落ち込み、また年齢以上に進む更年期症状に戸惑う時期だった。
それでも、見つかってから2ヶ月で手術できた。あまり考える時間が無くて助かった。
初めは、
「えーっ、2つめのがん?」
と思った。
雇い主に紹介状には、乳がんが浸潤性小葉癌だったことも書いてもらっていた。全く別物の甲状腺乳頭癌だった。
2つのがんの話はあまり知り合いに話していない。看護師とか検査技師とかの人は、
「転移じゃなくて?」
と聞いてきた。
いやぁ、それ、あんまり言われたくない台詞。
多分悪気はない。
原発巣によって、転移しやすい臓器が違ってくるんだよ…。
退院後初めてテープを外した時
まだ縫った痕の皮膚が盛り上がって、赤味もあって、かなり目立つ。
半年経った今
その気で見ればわかるけど、というレベルになったかなぁ。
術後3ヶ月位はテープを貼り、今は朝晩保湿剤を塗っている。
日焼けすると傷が治りにくいので、気をつける様言われた。
冬場はハイネック、スタンドカラー、夏場は襟の詰まったTシャツやスカーフでどうにかしたいところ。
仕事でマンモ撮影の際に、受診者と距離が近いので、傷がグロい時にはかなり気を遣った。スクラブの下に今はハイネックシャツ、夏場は襟の詰まったTシャツを着ていた。
同時期に手術した方はキーネックシャツだったので、考え方は人それぞれ。
自分に合う方法でオシャレを楽しめれば良いと思っている。
そうやって少しずつ生きていくんだ。