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(コロナ禍での)自動車免許取得:体験記~後編~

みなさん、こんにちは!

それでは自動車免許取得の体験記の後編、はじまります!
前編はこちらになります。


アクセスモータースクールのレビュー

コストや学科試験の勉強時間の拘束時間などを考慮して、届出教習所に申し込みました。

届出教習所と指定教習所の違いはコチラの記事で要チェック↓

アクセルモータースクールに支払ったのは教習費用174,900円(税込)と入所金33,000(税込)で合計207,900円。
仮免許実技試験料を1回分(4,350円)分お値引きいただけたので、試験料と特定教習込みでも約23万円で取得できました。

仮免と本免の両技能試験とも1度落ちていることを考えてもコストパフォーマンス的には、指定教習所より安いのは間違いないですよね。

教官の教え方や怖さ?というのも気になる方がいらっしゃるかもしれません。
ほかの教習所を通っていないので比較はできないのですが、わかりにくい&怖いということはありませんでした。

私は雑談することが多かったのですが、その時に「以前、利用者アンケートで注意されるとき怖かった」という内容があってそれ以来、注意するのも気をつけているという話を聞きました。
実際、その教官は注意したあと、私が毎回「失礼しました」「すみません」という度に「謝らなくて良いよ」「注意は言うだけ言ってるだけだから、謝らなくて良いよ」と教習のたびに言ってくれました。

1つだけあるとすると、技能試験をする人(試験場の警察官)と教える人(教官)が違うので、やや教わったことと試験で言われることに矛盾を感じることがありました。

具体的には、
・府中試験場の路上コースには通称"鏡地獄"と呼ばれているミラーが大量に設置されている制限速度30km/hの道路があり、ここはしっかりミラーと目視で歩行者がいなくても飛び出してきたら見にくいのでスピードをやや落としつつ、しっかり30km/hを出せるようにアクセルもちゃんと踏もう。と教わったのですが、試験ではミラーと目視で歩行者がいなければ、アクセルから足を離すくらいでブレーキは必要ない。と試験管から指摘されました。
・速度は制限速度ピッタリにすることはできないので、制限速度-2~3km/hから制限速度の範囲内に収めるようにと教わっていましたが、制限速度±5km/hの範囲にするようにと試験官からアドバイスいただきました。

ただし、これはYOUTUBEにアップされている試験対策の動画でもブレーキすると解説しているものもあり、しょうがない誤差の範囲(試験官によっても言うことが違いそうな範囲)かなと考えています。


一番マイナスだと思われるのが施設の無さと綺麗でない具合(不衛生ではない水準)です。

私の場合、渋谷駅で迎えに来た教官の車に乗り、埼玉の秋ヶ瀬にある練習コースに行くのですが、その時の車が普通の自家用車のノリで、多少ゴミなど落ちていて、タクシーのようにはキレイではありません。

またトイレはこんな感じです。
男性用の立ちショントイレは普通に利用していましたが、個室に入るのはちょっと怖いですね。

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練習場に到着前にコンビニに寄ったりするので、そのコンビニで用を足せば問題ないのですが、女性はちょっと嫌かもなと思いました。(生徒さんには女性もたくさん見かけました

あと練習場はこんな感じです。

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小さめですが、十分なコースが揃っています。
練習コースは小さい方が難易度が高く、大きくて道幅が広い方が難易度が低いです。
府中試験場より小さく、鮫洲試験場とほぼ同じサイズとのことなので、あまり大きいのも考えものかもしれません。

ただ私、仮免技能試験を1回落ちたのですが、落ちたときに注意いただいた内容は、
・スピード超過
・ウインカー出しっぱなし
・S字に入るときにS字から離れて車の頭を振ったこと

スピード超過は、直線で50kmを出すところを68km/h出てたそうです。。
(スピードメーターちゃんと見てたつもりなんだけど……)

これは練習コースは直線が短くて40km/hまでしか出せず、教官からは「本番は50km/h。スピードが出せずに減点される生徒さんがいるから、しっかり加速するように」と言われたこともあり、頑張ってアクセル踏んじゃいました。。
仮免技能試験まで50km/hを体験しておらず、「しっかり加速するように」を意識した結果、速度超過で試験後、厳し目に注意いただきました(´;ω;`)


比較できないため、良いところは気づかずに悪いところだけが記憶されてしまいますが、
・教官の親切さや話しやすさ(熟年離婚したときの話や子供がかわいい話や、コロナ禍で大変だった話や花粉症対策の話など、教官によりさまざまですが、楽しかったです)
・代表の情熱(秋の瀬の練習コースができて管理することになった経緯など)
・価格の安さ
・スケジュール調整の融通の効きやすさ(教習所の配慮。技能試験当日に教習を入れてもらえたなど)
・時間拘束の少なさ(学科試験対策はなし。技能教習で全30時限(=22.5時間)のみ)
などで、オススメできます。
食べログ基準でいえば☆3.3くらい。コスパの良い美味しい定食屋ってところです。


合格率について

合格率は大体7割くらいみあいなのですが、受験してみて、合格する人が以外に少なくて焦りました。
実際に私が受けたときの合格率です。

仮免学科試験  →合格率:5人/15人
仮免技能試験① →合格率:1人/8人 ※後半不明
仮免技能試験② →合格率:6人/20人
本免学科試験  →合格率:2人/5人
本免技能試験① →合格率:0人/3人
本免技能試験② →合格率:乗車した車1人/3人-全体3人/9人

学科試験が終わると、採点の間自由時間となり、結果発表の時間に全員部屋に戻り、合格者の受験番号のみモニターに表示されます。
そうすると、受験者数と合格者数が分かるわけです。

技能試験は、合格すると全員の技能試験が終わるまで待ち、合格者だけで次の本免について説明を受けます。
落ちると車から降りた後その場で解散となります。
技能試験1回目の人は、試験が後半となります。
私の仮免技能試験1回目は2号車の6番目だったので、技能試験が終わった人がどんどん帰っていき、私の技能試験終了時には、部屋で待っているのは1人だけでした。
合格したけど部屋にまだ戻っていない人もいるかもしれないので、1人/8人というのは参考値となります。

本免技能試験は、受験者は待機室に集まり、試験車両毎に分かれて乗車し、試験車両毎に試験し、試験終了後、他の試験車両を待たずに解散となります。
合格者は手続きがあるので、試験官が来るのを待っているのですが、そこに他の車両で何人合格したか分かります。

わたしの1回目の本免技能試験は、同乗した3人全員落ちました。
1人は2回目以降となる受験者でした。

2回目の技能試験は、同乗した2人が落ち、わたしだけ合格しました。

2回目の技能試験、わたしより運転が上手い方がいましたが、落とされていました。
1箇所鋭角で曲がるところで、タイヤを擦ってしまったのが大きな減点ですが、それ以外はわたしより上手かったです。
2回の本免技能試験を体験して、1回目で合格するのはとても難しいように感じました。

技能試験は合格まで2回は必要という腹づもりで予定をたてることをオススメします。

合格率については、こちらに詳しく検証されている方がいらっしゃいますので紹介いたします↓


その他、印象深いこと、学んだこと

なるべく先を見ること。速い速度を出すほど先が見えてないと危ない。
 →これは事業でも同じなんだと車を運転していて実感します(笑)
・ある教官から「覚えが良い若い子だって落ちる子はいる。36歳?なら3倍集中して練習しなきゃダメだよ。ちなみにこの前60代の人には10倍って言っちゃったよ」 そういうこと!
・技能試験場で他の受験者の運転を参考にしちゃダメ。落ちる人の方が多いんだから。参考にするとしたら教官か試験官の運転だけだよ。
 →仮免技能試験でS字カーブに入るところを、車の頭を振って入っている人を見て、「そちらの方が曲がりやすそうだな」と真似したら減点された。。
 →不安でツイツイ真似しちゃいがちだけど、自分に自信を持って!
・車種が違ってもハンドルをどれくらい回したらどれくらい曲がるかは、大体同じようになっている。アクセルとブレーキの効きの差異は大きい。
 →個人的には、ブレーキは効きが強くて、アクセルは弱い方が安心してアクセルを踏めて良い。
運転は疲れる。2時間も運転し続けると限界を迎える。
 (今まで運転してくれていた人たち、ありがとうございます!!)


ほぼ4ヶ月間という長丁場となった免許取得。
先日、妻と息子を乗せて、妻にコーチしてもらいながらお台場から運転して帰ってきましたが、実戦は実戦で違いますね。
もっと練習しなきゃ。

まだまだ何かありそうなので、思い出したときに適宜追記していこうと思いますが、いまはここまで!


そんじゃーね(^ω^) ノシ

いただいたサポートは息子の学費の拡充に充てさせていただきます!