映画「天気の子」ネタバレ感想
[20190720] 公開2日目に映画館に足を運んだ。ほんとは後輩に借りたBlu-ray boxをはやく消化したかったけど、前々から気になっていた新海誠監督作品には勝てなかった。
やっぱり背景が美麗で、日常の中にこんなに美しい風景があるのかと息を飲む。雨の描写をこんなに丁寧にする作品があるだろうか。雨があがるときの晴れ間の美しさが際立つ。
主人公は100%の晴れ女と、訳あって家出した少年。少年が社会に出た気持ちや状況を雨で描く。
世の中に溢れる広告をそのまま描く。そうして生々しさとその時代性が感じられていい。当事者にとってはコミカルに感じられる。広告は描かれる存在ではないって思ってるんだなー。終始、ちゃんとスポンサー契約してるのか気になってしまった。
ファンタジー要素もありつつ、登場人物はどこまでもリアルな表情と感情に溢れている。
凪先輩格好良い。
最後は、自分の選択で変わってしまった世界をそれでも、選んだものを大切にするっていう決意がいい。