藤井 寛幸(社会起業家)

(株)Canvas 創業者|企業理念「ともに幸せな未来を描く」|(株)きこり様、足立石…

藤井 寛幸(社会起業家)

(株)Canvas 創業者|企業理念「ともに幸せな未来を描く」|(株)きこり様、足立石材(株)様と共に実践した事例が法人会による「健康経営大賞2022,2023」にて最優秀賞・優秀賞を受賞|2023.11 出版 『 働く人と「ともに創る」作業療法 』|宍道湖しじみ漁師

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自己紹介|はじめてのnote

はじめまして。(株)Canvas 代表の藤井寛幸です。 いち作業療法士から経営者として独立し、今年で4年目を迎えることができました。 「作業療法士」と聞くと “病気やケガを負ってしまった時、病院や施設でリハビリをする仕事” 一般的には、そのようなイメージを抱かれていると思います。 もちろん、それもひとつの姿です。 私自身もこれまで回復期の病院や訪問リハビリの現場でキャリアを歩んできました。 しかし今、病院や施設という現場、つまり従来の「医療・介護保険制度」の枠組みを超

    • 産業作業療法の実践にふれる「リカレント教育」のすすめ

      「リハビリの経験を活かして、新しい事業に挑戦したい」 そうした想いを抱いた時、一歩を踏み出す背中を押してくれる仲間の存在はとても大きな力になります。 私が医療従事者向けに企画・開催しているリカレント(※)教育には、様々な現場経験を持ちリハビリに対する強い想いを抱く方々が多く集まってこられます。 これまで15回以上のツアーを開催し、およそ100名近くの方に参加いただきました。 日本でも数少ない実践を伴う産業作業療法の学びの機会であると同時に、2泊3日でのディープな関わりを

      • 関係人口の創出ーー若者とともに地域の未来のためにできること

        企業の健康経営支援のほか、私が大切にしているもうひとつの活動の軸。 それが、理学療法士や作業療法士を目指す学生に対して地域に働きかける専門性や課題発見・解決能力を身につけることを目的とした授業「CBRプロジェクト」です。 2018年にある学校の作業療法学科の特別授業として始まったこのプロジェクトは、2泊3日の地域合宿を含む全15コマの授業を通してリハビリを学ぶ生徒たちが地域の良さや課題を発見し、住民の皆さんに向けてよりよい地域をつくるアイデアを発表・実践するというものです。

        • 故郷で新規事業を考えているあなたへ

          もともと私は作業療法士として、地域コミュニティの中で高齢者と密接に関わる福祉事業に取り組んでいました。 そんな私がなぜ、企業の健康経営を支援する事業を立ち上げたのか。 今回は、「しあえる」を事業化し会社をおこすきっかけとなった「暮らしのリハ室」プロジェクトについてまとめたいと思います。 医療・保険制度に頼らない健康づくり事業を目指して (株)canvasを立ち上げる前、私は島根県雲南市の訪問看護ステーション「コミケア」で訪問リハビリテーションや、地元の高齢者団体に向け

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        自己紹介|はじめてのnote

          ≪ コーチングクライアント募集のご案内 ≫

          現在、ICF(国際コーチング連盟)認定のトレーニングプログラムに通い、資格取得に向けて学んでおります。資格取得には500時間の実践経験が必要なため、クライアントを毎月5名ほど募集いたします。 私自身、これまで、様々な事業の立ち上げ・構築を顧客やチームと共創して参りました。経営者やフランチャイズ契約を結ぶ方々、療法士を目指す学生など、オンラインでの伴走をしてきました。 プロジェクトや事業を進めるうえでは、関係者との対話が何よりも大切だと感じております。 得意な支援としまして

          ≪ コーチングクライアント募集のご案内 ≫

          作業療法アプローチで築いた共創の成果――株式会社きこり様

          「共創」や「協働」という概念は、地域づくりを含めた社会活動、企業活動においてはもはやメジャーなものとなっています。 これらは“さまざまな業種や立場の方々の連携・協力によって新しい価値を生み出す”という考え方ですが、耳触りが良く使いやすい、ともすれば形骸化しやすい言葉でもあるように思います。 実際の現場においては必ずしも支援者が当事者の主体性を引き出すことができず、うまく機能していないケースも少なくないのではないでしょうか。 実は、作業療法士の専門性はこうした「共創」や「協

          作業療法アプローチで築いた共創の成果――株式会社きこり様