療育先で目から鱗が落ちました
今日の療育先での先生のお話が凄く勉強になったので覚え書きを兼ねて記事にします。
幼稚園と療育先が繋がった事で療育先の先生が幼稚園訪問の時の資料(?)として息子の様子を録画してくれました。
その後先生から息子の今の状況を教えていただきました。
お話の中ででてきた4つの専門用語
🧠言語理解
観察していたが「お茶を飲もうよ」とお母さんが息子くんに言っただけできちんと水筒を取りに行っているので言語は理解している。
お母さんは視覚優位では?とおっしゃったが言語は充分理解していると思います。
ただ、初めてのことや慣れないことに関しては視覚優位(絵カードなど)を意識した方が分かりやすいかもしれない
🧠知覚推理
ハサミを持って紙を切る様子を見ていたが、まだ利き手が定まっていない(息子の年齢なら、ある程度利き手は定まっていることが多い)
ハサミを使うときに口が開いていたので、脳を使う部分がまだ未熟、脳の使い分けができるようになると口を閉じてハサミを使うことができる(専門的すぎて表現が難しいです)
🧠ワーキングメモリー
この分野については指摘はされませんでした
🧠処理速度
他の子よりも理解度がゆっくりなので、どうしても他人との時差が生じてしまい、手遊びの楽しさが理解できていない(遊びのルールが理解できていない)のでどうしても動き回ってしまう(逃げている?)
手遊びが終わって次の療育(運動など)に入っているのに息子くんの頭の中ではそのお気に入りの歌が今始まったばかり、それなのに周りはもう次のことをしているので何でとパニックになり、癇癪につながっている
知覚推理と処理速度がゆっくりなので、どうしても理解力が乏しくなってしまう。
手遊びの面白さを理解していないので、面白さを分かりやすく伝えることが大事☝️
【例】
お膝に乗って車ごっこをしているのなら
「あ!地面がガタガタしてるから揺れるよ!」
「右に曲がるよ!おっとっと!落ちちゃいそう」
お友達との距離感が近いとお母さんは仰いまますが遊びのルールを理解していないので鬼ごっこ一つにしても自分が逃げていて次は自分が鬼の番だとしても自分が次鬼をやるということが理解していないので、ずっと逃げ回りたい、それを強制的に鬼にさせられると癇癪が起きる。
この部分はどう世代と遊びながら学ばなければ理解できない。幼稚園だと人数が多すぎるので、なかなか理解ができない。
この療育の少ない人数の中でしっかりと関わり方を学んでいくと遊び方も距離感も掴めてくると思います。
息子を見ていると怖がりさん・慎重派だったりするので誰かか何かをしていたら自分も興味を持って近づいていく感じがします。
お友達にはとても興味があるし、気遣いもしているし優しい性格をしていると思うのでそこはすごく伸びると思います。
てっきり私は体感が弱くて、いつもぐにぐにしているのかなと思っていて幼稚園の帰りに公園によっては運動をさせていたのですが、ぐにぐにするのは体と言うよりも、心の問題と言うことを教えていただき目から鱗でした😳
手先がとにかく不器用なのでハサミを使う練習をさせるようにも、まずは指先をしっかり使うことが大切だと言われました。
ハサミが使えない。ハサミを練習をさせるのではなく、指先をまず使えるようにすること、土台を作ることが大事なんだなと実感しました。
今まで、療育先で好き放題させて(良くないことは注意されますが)ほんとに効果があるのかなぁと悩んでいたのですけれど幼稚園と療育がつながったことによって、先生も幼稚園に様子を見にきてもらいたいという要望があったこともあるのか今までよりもしっかりした指導をしていただけました。
こういう療育を望んでいたので今日は本当に有意義な時間でした。
今後も幼稚園と連携して、息子の発達支援をしていただく形になっていくと思うので今日みたいな有意義な療育が続くことを願いたいです。
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