SUNNY 強い気持ち・強い愛
こんにちは。
23designworksの一ノ瀬ふみです。
少し前なのですが、Netflixか何かで『SUNNY 強い気持ち・強い愛』を観ました。
ど真ん中世代ではあるので、公開された頃にちょっと興味を持っていたのですが、わたしを劇場に行かせるほどではなく、おうちでたのしめればいいやと思っていた映画。
コロナ禍と、三浦春馬くんがいなくなってしまった衝撃とショックでさらに数年観られなかった作品を、ようやく観ました。
あらすじ
1990年代に高校生だった方たちは、みんな、「わぁ〜〜〜なつかしい〜〜〜」って思うんじゃないかなぁ。
ルーズソックスはいて安室奈美恵ちゃんのうたを歌って、プリクラ撮って(当時は300円だったよね。今みたいな加工なんてぜんぜんないちいさいシールだった!)。
わたしにもなかよしのともだちがいるから、物語に自分たちを重ねたりしました。
保育園からいっしょだったふたりと小学校からいっしょの3人のなかよし6人組で、高校は、わたしともう1人は同じ、あとはバラバラだったけど、通学に使う電車は同じ路線(田舎だからそれしかないからねw)でちょいちょい会えたし、今は、地元の富山に3人と、静岡にお嫁に行った子が1人、そして、東京に、わたしともう1人。離れつつも、ずっとつながっています。
なかなか6人で揃って会うことはなくなったけど。
いつもベタベタいっしょにいるような関係ではなくて、ケンカ…というか、なんでも言い合って(けっこうはっきり)、学校のことも、恋愛のことも、あと結婚生活のこと、子供のこと…なんでも、なんでも話せるひとたち。
いろいろなことをいっしょに経験してきたから、いろいろなことを知っているから、例えば、性格上合わないところももちろんあるんだけど、「こういうひとだから」と思って付き合えるひとたち。
わたしは、ともだちさえいればどんなことも乗り越えられると思っていて、その土台が、このひとたちだと思っています。
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』では、主人公の、篠原涼子さんが演じる奈美の友人、余命一ヶ月の芹奈(板谷由夏さん)の激しい闘病も綴られるんですけど…
想像したくもないですね。
なので、この作品を観終わったあと、みんなに伝えました。
「お願いだから、わたしより先に死なないでね」って。
わたし、めっちゃ生命線が長いんですよ。ほんとに長いの。
だけど、みんながいなくなったら生きていたくないなぁと本気で思っています。
このひとがいなかったら、わたしの人生に色がなくなっちゃうんじゃないかな、と思うひと。
今日は東京組で、そんな彼女と夜ごはんの約束をしています。
たのしみ。
高校時代に戻りたいなぁ〜って、ちょっと思いました。
スパイになれなかった彼ともう一回出会って、もう一回恋をしたいな。
でも、ま、今は40歳過ぎてからの青春を謳歌しようってことでいいか。ね。
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