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東京都防災アプリが優秀だった:防災の備え状況【2024.09時点】

今年は元旦に能登半島地震。夏は8月8日に宮崎で震度6の地震が発生し、初めての南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。また、異常気象でスコールのような雨が度々降り、超大型でノロノロの台風10号が8月末の日本を縦断しました。

南海トラフ地震臨時情報が出たのを機に、えいっと充電器&ソーラーパネルを買うところまではできたのですが、

それ以外の災害への備えはぼんやりしているので、まず備蓄品のチェックはしようと思いました。


東京都防災アプリ

備蓄品リスト作りが面倒だなあと思っていたら、
なんと、以前にスマホにダウンロードだけはしていた「東京都防災アプリ」に全て載っていました!

このアプリに「チェックリスト」というものがあり、
その中に「物の備えチェックリスト」というものがあり、

「東京都防災アプリ」より
「東京都防災アプリ」より

その中に「備蓄ユニットリスト」というものがあり、

「東京都防災アプリ」より

「備蓄ユニットリスト」は、以下のとおり、
「食品」「生活用品」「女性」「乳幼児」「高齢者」に分かれています。

「東京都防災アプリ」より

「食品」を開けると、↓こんな感じでリストアップされていて、自分が具体的に何を備蓄しているかメモでき、消費期限を記入しておくと、期限がくるとアラートで知らせてくれる仕様のようです!

「東京都防災アプリ」より

「食品」にリストアップされているのは、以下でした。

◯水(飲料用、調理用など)
◯主食(無洗米、レトルトご飯、乾麺、即席麺)
◯主菜(缶詰(さばのみそ煮、野菜など))
◯レトルト食品
◯缶詰(果物、小豆など)
◯野菜ジュース
◯飲料500ml
◯加熱せず食べられるもの(チーズ、かまぼこなど)
◯菓子類(チョコレートなど)
◯栄養補助食品、健康飲料粉末
◯調味料(しょうゆ、塩など)

「東京都防災アプリ」より

ここまでリストアップされていて、親切だなあ、と思いました。


とはいうものの、うちの家族でどれくらいの分量用意しておくものなのかなあ、と思っていたところ、

東京備蓄ナビ

備蓄品については「東京備蓄ナビ」という東京都のサイトがあり、
家族構成等の3つの質問に答えると、「3日分」の備蓄品リストの”分量付き”を作成してくれます!
このサイトには、「東京都防災アプリ」の備蓄品ユニットあたりからもリンクでたどりつけました。

この「東京備蓄ナビ」で、
”成人の女性が1名、戸建てに住んでいる” という設定にして、
作成してもらった3日分の備蓄品リストが以下です。

無印良品の「自宅避難用必需品」リスト

で、昨日、無印良品に立ち寄ったら、↓こんなA4版のチラシが置いてありました。切り取ってポケットに入るマニュアルになる仕様です。

https://www.muji.com/public/media/jp/doc/14612741/jitaku-hinan_manual-book.pdf

その中に「自宅避難用必需品」リストがありました。

東京備蓄ナビにも無印良品のリストにも両方含まれている物の中で、
私が「へー」と思ったのは、
歯磨き(口腔ケア)用ウェットティッシュ
です。
10年くらい前に、三陸地方の市役所の職員の方とお話しする機会があり、そのときに、
「東日本大震災の際になにが辛かったかといって、歯磨きできなかったのがとても辛かった」とおっしゃっていて、震災後数年経ってもウェストポーチに歯ブラシセットを入れて常に携帯されていたのが印象的でした。
うがいをする水もないだろうから、歯磨き用ウェットティッシュがよいのだろうな、と思いました。
ただ、無印良品の歯磨きシートは、ただいま売り切れ中(涙)。
近所のドラッグストアにも売っていないので、無印良品の在庫が復活するのを待つことにします。
ないよりはましだろうと、口内洗浄液(マウスウォッシュ)は1本買いました。

ミニマリスト的生活と防災備蓄は相性が悪い

さて、我が家は私の好みにより、ミニマリスト的生活をしており、備蓄品的なものをなるべく持たない生活をしています。。。
とはいえ、南海トラフ地震級が発生すると、自宅避難ができたとしてもライフラインはしばらく使用不可になると思うので、水ナシ、電気ナシ、ガスなし、の場合に1週間は生活できるよう、備蓄することにしました。
・飲食品以外の備品類は、まとめてしまっておく
・ポータブル電源はパススルー電源として常時使用する。(常時使用しても10年間劣化しないという謳い文句のAnkerのものを買いました。)

悩むのは食品類です。
・「水」は、ペットボトル半分+上水フィルターにするかなあ(←未決着)
・水以外の食品は、1年単位のローリングにする。正月明けに消費して(正月明けで雑煮がなくなったころに消費)、買い換える
という線で行こうかなあ、と思っています。
とりあえず、この時点で今年分を買うので、家族の3日分くらいとして買ってみます。

買った(買う)生活機器

今回、買った(買う)生活機器は、以下としました。

カセットコンロ:岩谷産業 Iwatani CB-EPR-3 [カセットコンロ カセットフー エコプレミアムIII]

自宅でカセットコンロを使う場合は防風仕様は不要で、ガスコンロで一般的な「外炎式」ではなく、炎が内側に出て熱効率のよい「内炎式」がよい、ということらしいので、イワタニの内炎式のものに決めました。

手回し式ラジオ:ソニー SONY 手回し充電FM/AMラジオ ワイドFM対応 太陽光充電対応 ICF-B300

手回し式のラジオは多くのメーカーが製品をだしていて迷いました。
結局決め手がなかったのですが、電池も手回しも太陽光も電源として使えることと、ソニーブランドを信頼して、とても高いのだけれどこれに決めました。
最後まで「スマホのradikoやNHKニュースでいいのでは」と悩みましたが、本当に情報が途絶した際に、コミュニティ内の物資情報等はラジオ頼みかもしれないと思い、ラジオも買っておくことにしました。まあ手のひらサイズですので備蓄の場所もとりませんし。

ポータブルストーブ:岩谷産業 Iwatani CB-STV-MYD3 [カセットストーブ]

イワタニのカセットボンベを併用できるように、これにしました。

ポータブル電源とソーラーパネル:Anker Solix C1000 Portable Power Station ポータブル電源 1056Wh、Anker Solix PS200 Portable Solar Panel ソーラーパネル 200W 防塵防水IP67対応 折り畳み式

ポータブル電源とソーラーパネルは「また新しい製品がでるかも」とここ何年も買うのを先延ばしにしてきました。
が、南海トラフ地震臨時情報が出たのを機に、えいっと買いました。

ポータブル電源は、
・電子レンジも使える出力がある
・女性の私でも持ち運べる重さ・大きさ
・普段使いしても劣化が遅い
という理由で、AnkerのSolix C1000にしました。これは12.9kgで、しっかりした持ち手があるので、うんしょ、という感じでなんとか持ち運べます。
普段は、これの上にタブレットとスマホの充電スペースを作ってこのポータブル電源につないで充電しています。

ソーラーパネルは、同じAnkerのもので、
・女性の私でも持ち運べる重さ・大きさ
ということでアップグレード版ではなくて従来版の4パネルのものにしました。これでも結構重くて(7.9kg)、これ以上の枚数のものは私には持ち運べません。


というわけで、飲食品類と生活用品の消耗品がまだ揃えられていないのですが、大物はだいたい買えた、というのが我が家の備蓄品の整備状況です。

これから、クーラーボックス、水用のポリタンクをポチるところです。それぞれかさばるから今まで買っていなかったのですが(涙)。

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