私がSHEを選んだワケ
◆「そもそも、今後どう生きていこうね?」
自問し続けた2月。
迷う事で見えてきた事がある。
「浜松に帰ろう。そして、家族と一緒に暮らそう。」
そう思い、Uターン就職のページを検索した。
「まじか・・・。」
びっくりするほど本当に、イケてる(琴線に触れる)サイトが見つからなかった。
「そりゃ、優秀な人たちはみんな出てくわ・・・」そんな風に思ってしまった。
自分が優秀だと言い切れる自信は無いにしても、浜松のちっちゃい社会に収まるような人間ではなかったとは思う。
学生時代、夢を語る私に向けられた白い目。
そんなことこれっぽっちも私の障害にはならなかったけど、なぜそこまで反対するのかは、さっぱり分からなかった。
私が第一志望を口にするたび、
「本気で受かると思ってるの?」「そんなの、東京の有名大出身者しか採らないって。」
と、彼女たちは分かったような口をきいていた。
なぜ彼女たちがそういう言葉を平気で口にするのか分からなかったし、分かりたくもなかった。
え、なんで?やってみないと分からないじゃん。死に物狂いでここから成長したら、道は開けるかもしれないじゃん。
そんな風に、くそったれな世の中に中指突き立てて、私は勝手に、私なりに夢を本気で追いかける事にした。
そんな風に行動しはじめたら、次から次へと縁がつながっていき、私の周りには人の夢を本気で肯定し、応援してくれる仲間であふれるようになった。
最初は、「またなんかやってるよ」と白い目で見ていた友人も、選考が進むにつれて「こいつ本当にやるかもしれない」と、応援してくれるようになった。
そして、内定通知が来た。
私は選ばれたのだ。
でも、それはたまたまなのだ。
新卒採用なんて、「可能性に賭ける」ことしかできないのだから、たまたま、他の人より可能性があると思ってもらえただけなんだと思う。
私より優秀な人はもっといる、けど、私は勝ち取った。
この経験を、いつか故郷浜松に返したい。
特段思い入れがあるわけではない。むしろ嫌いな街だったとも思う。
中学生の頃いじめられたし、狭い社会で生き残るため、友人を裏切った事もある。
そんなことしかできない自分も、そうさせてしまう小さな社会も嫌だった。
でも、故郷はここしかないから。私は考える。
いつか、浜松に帰るとして、自分ができることはなんだろう?
結局ゼネラリストなんてカッコいいのは名前だけで、今の私はサラリーマン以外の何者でもない。
手に職はない。
還元できるものはない。
あるのはアイデアだけ。
でも、アイデアがあったとしてもそれを表現できないし、届けられない。
何もせずに仕事から逃げるように故郷に戻ったところで、何もできずに同じ生き方しかできないだろう。
東京に通えるうちに、学べるもの全部学んで、吸収して、やりたいことやって生きていこう。
なんで、夢を語る人が笑われる?
なんで、浜松の学生は、かっこいい大人たちに出逢えないの?
なんで、好きな事だけが仕事じゃないって当たり前に言える?
なんで、試験に受からないと給料が上がらないの?
なんで、会社に行って仕事しないといけないの?
なんで、有休をとる以外で長期の休みがないの?
ロールモデルがいないなら、私がなろう。
期限は4年。
節目で長期休暇をとったら、退職金もらって辞めてやる。
安定も大事、資金があるってすごい。
それも分かっている。
周りにも恵まれている。
こんなに安心して通えるところめったにないのも分かってる。
だけど、私は縛られたくない。
本気でやりたいことがあったら、形にこだわらず進化し続けられる勇気のある人でありたい。
だから私は、SHEを選んだ。
SHEは、女性の柔らかさ、温かさを兼ね備えたオシャレなスクール。
そこには、自由と、ささやかな個人の夢がある
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