不登校支援という仕事をしてみました。
不登校の子とオンラインで話すお仕事があって、初めましてなのでカードを使った自己紹介をした。
私が選んだのはこんなの。
そのカードを選んだ理由を話した。
「私は今、自分という建物を少しずつ作っているところだよ。だからこのカードを選んだんだよ。」と。
みんなはどう?と聞くと、一人、参加してくれている子がチャットで発言してくれた。
「自分はこの島です。」と。
「自分はこの島のようにいつも一人で、馴染めないことが多い。でも周りに支えられているから。」
と。
うまく言えないけど、学校に馴染めないという彼の思いと、私の中の孤独な気持ちや、友人たちの昇進や結婚や出産など、どんどん人生を進んでいるのに対して自分がそのペースについていけてないといった苦しさが、似ている気がした。
彼を励ましたかったし、学校なんていう小さな世界に囚われなくていい、あなたはあなたのやってて楽しいことを思いっきりやっていい、むしろそれがいいんだよ、と言いたかった。けどその時は思考をすぐに言葉にする瞬発力が無くてうまく言葉にできなくて、それが悔しかった。
そして、学校にいけないとか社会についていけないとかそういった辛さに共感できる自分がいることに気付いた。
高校時代に授業についていけなくて自己肯定感を底まで下げた経験や、大学4年時に卒論と就活がうまく行かず引きこもったこと、合わない仕事とそこでの人間関係に3年間苦しんだこと、恋愛がうまく行かなかったこと、辛くて苦しかった経験の全てが私の心を大きくしてくれたんだなあと。
もしこれらの経験がなければ、私はすごく傲慢で人の心の痛みが分からない人間のまま生きていたんじゃないかと思う。
2か月間という決められた期間だけれども、学校に行かないという選択をした子供たちに、私が何か一つでも彼らの明るい未来のためになる”何か”を伝えたい。
どうやったらうまく伝えられるのか、その伝え方や言葉をもっと学びたい。
そしてやっぱり思うのが、オンラインじゃなくて実際に会って話したい!
という初出勤の感想でした。終わりです。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます~!
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